「ダンスが世界を変える」をヴィジョンに掲げる、アノマリーは、2022年5月20日にNTTドコモ(以下、ドコモ)との資本・業務提携の契約が完了したことを発表した。

また同時に、資本提携としてドコモを引受先とする第三者割当増資4.5億円を実施したとのことだ。

現在ダンス市場は、国内ではダンス科目の必修化(2012年施行〜)・プロリーグの勃興、世界ではSNSダンスコンテンツの充実やオリンピック競技化などにより、国内外で急拡大。

同資本・業務提携により、ドコモの持つXR技術とダンスが組み合わさることでメタバース空間(VR)とリアル空間(AR・MR)双方のダンスコミュニティ事業を推進していくという。

具体的な取り組みとして様々なダンスモーションやダンスコンテンツをメタバース上で展開し、ダンスカルチャーを通じたコミュニケーションを、より多くの利用者に体感してもらうことを目指すとしている。

また、アノマリーは第二創業期を迎え、デジタル・グローバル戦略の一手のため、創業19年目にして初めての第三者割当増資を実施。デジタル化・グローバル化によってダンス市場の更なる拡大に貢献し、アノマリーの成長戦略を加速させていくとのことだ。

■資金調達後のアノマリーの活動

●ドコモとの「XR World」における協業を通じて世界を変える
●ダンスバトル「DANCE ALIVE」シリーズの拡大
●No.1ダンスニュースメディア「Dews」におけるDX化と海外進出
●メタバース/NFTのダンス業界のインフラ構築
●ダンスモーションデータの知財化
●アフリカ、インド、アメリカにて海外拠点づくりを順次開始