楽天グループ(以下、楽天)は、運営するクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」において、2023年卒業予定の学生を対象に調査した「楽天みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング」を発表した。
■「楽天みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング」調査結果考察
「楽天みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング」では、NTTデータが2020年以来、2年ぶりに1位を獲得。
業界別ではIT企業(情報処理/システム)において、総合1位のNTTデータ(業界別1位)を筆頭に、総合4位の楽天(業界別2位)、総合16位のSky(業界別3位)、総合29位のSCSK(業界別4位)とIT企業のランクアップが目立つ結果となった。
また「仕事の魅力」ランキングにおいて、「スキルが身につく」の項目で、10社のうちIT企業が7社を占め、学生がIT企業に対して、「個人のスキルを高めることができる」という印象をもっていることがうかがえたとのことだ。
「安定」志向の高まりか、大手電機・機械・材料系メーカーが大幅ランクアップ。企業選びの軸にDXの取り組みも重要視する結果に
総合ランキングでランクインした、2位のソニーグループ(昨年8位)、3位のトヨタ自動車(昨年30位)、6位のパナソニック(昨年34位)など、電機・機械・材料系メーカーの躍進も目を引く結果に。
コロナ禍で先行きが不透明な中、将来への不安を解消する選択肢として、長い歴史を持つ安定した国内メーカーへの注目が再び集まったと考えられるとしている。
さらに、総合ランキングで上位にランクインした電機・機械・材料系メーカー各社は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している企業の認知度調査」でも上位に入る結果となり、安定感に加え、DXの取り組みから今後の成長にも期待している様子がうかがえたとしている。
また、同調査6位の凸版印刷は、総合ランキングが昨年の107位から24位に大幅ランクアップ。「DXについてどの程度知っているか」という質問でも「知っている」(「少し知っている」と「詳しく知っている」の合計値)の回答が67.5%を占め、学生のDXに対する関心が高まっていることがうかがえたとのことだ
■「楽天みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング」調査概要
調査主体:楽天グループ株式会社「楽天みん就」
調査期間:2021年9月16日~2022年3月10日
調査対象:2023年卒業予定登録学生の「楽天みん就」会員
有効回答人数:1,303人
調査方法:
「楽天みん就」ウェブサイトおよび「楽天みん就」主催のオンラインイベント「みん就LIVE」でのウェブアンケート
計
<参考>
楽天『楽天みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング』