LINEは、同社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発を行う広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するパートナープログラム「LINE Biz Partner Program」において、「LINEミニアプリ」に特化したパートナー制度を「Sales Partner」および「Technology Partner」カテゴリーに新設したと発表した。

「LINE Biz Partner Program」は、LINEが提供する各種法人向けサービスの拡販および機能追加・改善をより積極的に推進することを目的に導入された、「Sales Partner」、「Technology Partner」、「Planning Partner」の各カテゴリーにおいて、広告代理店やサービスデベロッパーを認定・表彰するプログラム。

「LINEミニアプリ」は、予約・注文・決済・会員証といった企業の自社サービスを、無償で「LINE」アプリ上に提供できるウェブアプリケーション。

「LINE」アプリ上でサービスを展開することで、ユーザーは個別のアプリダウンロードや煩雑な会員登録をすることなくサービスを利用でき、また企業は、サービスを利用するユーザーのLINEアカウントに紐づいた利用データを取得し、サービス改善やLINE公式アカウント等を通じたマーケティング施策に活用可能であるとのことだ。

2020年7月のサービス開始以降、さまざまな企業・サービスに導入いただき、現在までに約4,000以上の「LINEミニアプリ」をリリースしている。

今回、「LINEミニアプリ」のプラットフォームを活用し、認定パートナーとともに企業課題の解決により貢献すべく、「LINEミニアプリ」に特化した新しいパートナー制度を新設。

「Sales Partner」カテゴリー内に「LINEミニアプリSales Partner」を新設、「Technology Partner」カテゴリーに紐づいている「コミュニケーション部門」「広告部門」「販促・OMO部門」の3部門のほかに、「LINEミニアプリ部門」を認定項目として新設。

なお、「Technology Partner」の「LINEミニアプリ部門」認定パートナーにおいては、計19社が初回のパートナーとして認定されたとのことだ。

< LINE Biz Partner Program概要 >

「Sales Partner」

■Sales Partner
個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」・運用型広告「LINE広告」・LINEを活用した店頭販促ソリューション「LINEで応募」を中心とした広告商品を販売するパートナー。

LINEが提供する広告サービス群を対象とし、サービス別に係数を設定した売上カウントを基準に認定され、特に優秀なパートナーは「Diamond」「Gold」「Silver」として表彰・認定される。

■Local Sales Partner
個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」・運用型広告「LINE広告」の新規アカウント開設数と、期間中の総合売上金額を基準に認定され、特に優秀なパートナーは「Diamond」「Gold」「Silver」として表彰・認定される。

■LINEミニアプリSales Partner
2022年を通して、「LINEミニアプリ」のアクティブサービス数またはアクティブ利用店舗数を基準としてサービス拡大の推進に大きく貢献をいただいたパートナーが表彰・認定されるとのことだ。

「Technology Partner」

個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」・運用型広告「LINE広告」・LINEを活用した店頭販促ソリューション「LINEで応募」を中心とした広告商品とAPI関連サービスの導入において、技術支援を行うパートナー。

今回新設された「LINEミニアプリ部門」では、提供する「LINEミニアプリ」のサービス導入実績と、アクティブに活用されている店舗数を基準に認定が行われるとのことだ。

認定パートナー各社には、開発・審査に関する個別相談や限定・先行機能の案内が受けられる開発サポートのほか、LINEの各種メディアで露出されるマーケティング支援、企業の「LINEミニアプリ」導入時の補助金支援、代理店との営業連携など、さまざまな特典が受けられるという。

「Planning Partner」

個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」を中心軸とした広告商品、およびAPI関連サービスの企画・運用を支援するパートナー。Planning Partnerは年に1度開催されるプランニングコンテストで選出されるという。

LINEの仕組みを活かしたビジネスソリューションの提案ができているか、LINEの勉強会等へ積極的に参加する意欲とリソースがあるかなどを基準に認定されるとのことだ。