楽天ラクマ、宅配ボックス「フルタイムロッカー」と連携 マンション内で出品商品の発送が完了

楽天グループ(以下、楽天)は、運営するフリマアプリの「楽天ラクマ」において、フルタイムシステムが運営する宅配ボックス「フルタイムロッカー」が設置されているマンションに住んでいる出品ユーザーが、自宅から商品を発送できるサービスの提供開始を発表した。

「楽天ラクマ」は、出品ユーザーの利便性を高めることを目的にコンビニエンスストアなどと連携し、発送手続きや手間を軽減するための取り組みに注力してきたという。

同サービスは、外出せずに「フルタイムロッカー」が設置されたマンション内で発送手続きが完了するため、商品発送の手間を軽減することが可能となるとしている。

利用方法は、「楽天ラクマ」のアプリ上で商品を出品する際に、配送方法で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択。

商品が売れた際の発送場所を出品ユーザーが「フルタイムロッカー」に指定することで同アプリ上に表示される受付番号、および受付パスワードを「フルタイムロッカー」に入力し、商品を宅配ロッカーに入庫することで発送手続きが完了となる。

入庫後はヤマト運輸のドライバーにより商品が回収され、指定された宛先へ商品を配達。同サービスを利用した発送手続きは、送り状の発行と貼り付けをドライバーが行うため、あて名書きなどの手間もなく、匿名で24時間いつでも出品ユーザーの自宅マンションから行うことが可能とのことだ。

■概要

開始日:2022年5月16日
サービス内容:
(1)商品を出品する際に「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択
(2)商品が売れた時の発送場所として「フルタイムロッカー」を選択
(3)「楽天ラクマ」アプリに表示される受付番号、及び受付パスワードを「フルタイムロッカー」に入力し、宅配ボックスに商品をセットする
配送可能な商品:
配送方法で「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択した商品
配送可能なサイズ:200サイズ未満
受付時間:24時間
設置場所:全国の「フルタイムロッカー」が設置されたマンション約70か所

楽天は「楽天ラクマ」を通じて、今後もユーザーが手間なく、安心して利用できるサービスや機能を拡充し、物が棄てられず循環される「サーキュレーション市場」の創造を目指していくとのことだ。

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