アディダス、「RUN FOR THE OCEANS」開催 5月23日~6月8日 走行時間に応じて沿岸地域からプラゴミ回収

アディダス RUN FOR THE OCEANS

アディダス ジャパンは、2022年5月23日~6月8日の期間中、海洋プラスチック汚染問題に対する世界規模のムーブメント「RUN FOR THE OCEANS(ラン・フォー・ジ・オーシャンズ)」を今年も開催することを発表した。

なお、5月23日の開催に先駆け、「アディダス ランニングアプリ」などでの事前登録を開始している。

アディダス グローバルアンバサダーのローラさん

RUN FOR THE OCEANSは、アディダスがパートナーシップを締結している海洋環境保護団体「PARLEY FOR THE OCEANS(以下、パーレイ)」と共に、スポーツを通じてプラスチックゴミ問題への意識を高め、ポジティブなアクションへと繋げる取り組みとして2017年にスタートし、今年で5回目の開催となる。

サステナビリティへの興味の高まりを背景に、同取り組みにはこれまで累計820万人以上のランナーが参加し、昨年度は全世界で503万人、日本でも約6万人にものぼる参加者を記録するなど、過去最大の開催規模に。

さらにアディダスは2015年以来、パーレイとのコラボレーションのもと、海岸や海沿いのコミュニティで回収されたプラスチックゴミのアップサイクルにより誕生した素材「PARLEY OCEAN PLASTIC(パーレイ・オーシャン・プラスチック)」を使用したシューズを、累計5,000万足以上販売。

今年度のRUN FOR THE OCEANSは、アディダスが2020年より継続しているグローバルブランドキャンペーン「Impossible Is Nothing」(「不可能」なんて、ありえない。)の一環として実施するという。

プラスチックゴミ ゼロの未来を目指して「走行時間10分ごとに、プラスチックボトル1本相当のプラスチックゴミをアディダスとパーレイが沿岸地域から回収する」という試みを全世界で行うとのことだ。

また今回より、ランニングやウォーキングのみならず、サッカーやテニスなど、より幅広いスポーツやアクティビティを通じて同取り組みに参加できるようになり、「走行距離」ではなく「走行時間」に応じてプラスチックゴミが回収されるとしている。

日本では、アディダス グローバルアンバサダーのローラさんをはじめ、サッカー日本代表(公益財団法人 日本サッカー協会)といった各スポーツ団体や、様々なアディダス契約アスリートがこの取り組みに参加するとのことだ。

■RUN FOR THE OCEANS実施概要

事前登録期間:2022年5月9日~5月22日
開催期間(計測実施期間):2022年5月23日~6月8日
参加方法:「アディダス ランニングアプリ」や「Strava」、「Joyrun」などにてチャレンジに参加

■「Impossible Is Nothing」RUN FOR THE OCEANS キャンペーンフィルム

今回のRUN FOR THE OCEANS開催に向け、アディダスはショーナ・ミラー=ウイボ(陸上競技)、ドミニク・ティエム(テニス)、カーリー・クロス(モデル)、ペドリ(サッカー)、ニーナ・シュルツ(陸上競技)という、様々なバックグラウンドを持つ5名のグローバルアンバサダーを起用したキャンペーンフィルムを公開した。

「Impossible Is Nothing」をテーマにした同フィルムでは、サステナビリティはチームスポーツであり、すべての人にとっての課題であるという考えのもと、競技や国境を越え、スポーツコミュニティが一丸となって「不可能」に立ち向かい、プラスチックゴミ問題の解決を目指すことの大切さを訴えているという。

「Impossible Is Nothing」RUN FOR THE OCEANS キャンペーンフィルム

アディダスは、RUN FOR THE OCEANSを通じてアスリートやパートナーと共に様々なチャレンジやアクションを展開し、プラスチックゴミゼロの未来を目指すとのことだ。

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