世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopify(ショッピファイ)の⽇本法⼈Shopify Japan (以下、Shopify)は、Shopifyでビジネスを運営しているマーチャントが2021年に世界に与えた経済効果を発表した。

マーチャントは、地域社会で雇用機会を生み出したり、地球環境に貢献したりと、それぞれの業界を前進させ多方面で活躍。

Shopifyではこのマーチャントの活躍に伴う影響を「Shopify Effect」と呼び、その効果を測定するため、世界有数のコンサルティング会社であるDeloitte(デロイト)と提携したとのことだ。

Shopifyのマーチャントは、2021年に世界で500万人の雇用創出および4440億ドル(約48.7兆円)の経済効果に貢献し、日本においては5万人以上の雇用創出と66億ドル(約7243憶円)の経済効果に貢献。

マーチャントとShopifyの収益を比較すると、Shopifyの収益1ドル(109.75円)に対して、マーチャントは38ドル(約4170円)を生み出しており、マーチャントの活躍が数字にも表れているという。

Deloitte(デロイト)と共同で行った調査結果のハイライトは次のとおり。

日本:
日本のマーチャントは、66億ドル(約7243憶円)の経済効果に貢献。(前年比73.9%増)
日本のマーチャントは、5万7800人の雇用を創出。(前年比44.1%増)

グローバル/世界全体:
Shopifyのマーチャントは世界全体で500万人の雇用創出に貢献。
2021年度、Shopifyを利用するマーチャントによってもたらされた経済効果は前年比45%増の4440億ドル(約48.7兆円)となった。

インターナショナル/国外:
越境ECによる売上は、250億ドル(約2.7兆円)以上を達成。このうち、個人または小規模企業は110億ドル(約1.2兆円)の売上を達成。
新興国のマーチャントが生み出した収益は65億ドル(約7133億円)にのぼったという。

パートナーエコシステム:
Shopifyのパートナーエコシステム(マーチャントの事業を支える開発者、デザイナー、マーテター、会計士、物流業者なども含む)は320億ドル(約3.5兆円)以上の収益を生み出したという。この合計数字はShopifyの収益の約7倍近くとなり、昨年比は45%となったという。加えて、65万6000人の雇用を創出したとのことだ。

国別ハイライト:
米国:2394億ドル(約26兆円)の経済効果、98万1000人の雇用創出に貢献。
カナダ:238億ドル(約2.6兆円)の経済効果、14万2000人の雇用創出に貢献。
オーストラリア:296億ドル(約3.2兆円)の経済効果、15万4200人の雇用創出に貢献。
イギリス:351億ドル(約3.8兆円)の経済効果、19万7100 人の雇用創出に貢献。
ドイツ:131億ドル(約1.4兆円)の経済効果、6万5100人の雇用創出に貢献。
フランス:68億ドル(約7463億円)の経済効果、3万600人の雇用創出に貢献。
インド:34億ドル(約3731億円)の経済効果、19万9600人の雇用創出に貢献。