Google Playは、2012年のサービス開始以来、より豊かなデジタル体験をユーザーに提供できる新しい方法を常に考えているという。

そして今回、広告やアプリ内購入、さらにはアプリ単位での事前支払いなしで数百以上のアプリやゲームをいつでも自由に楽しめるGoogle Play Passの提供を日本でも開始すると発表した。

今週よりGoogle Playストアアプリに順次追加されるGoogle Play Passを定期購入すると、日本を含む世界中の開発者から提供される41カテゴリで数百種類のアプリやゲームを楽しめるという。

Google Play Passは、1か月の無料トライアルの後、月額600円(税込)または年額5,400円(税込)で定期購入できる。また、Googleファミリーグループを使用すると、Google Play Passの定期購入を最大5人のファミリーメンバーと共有できるとのことだ。

お気に入りのアプリやゲーム、そして新しい発見を

Google Play Passコレクションには、スポーツ、パズル、アクションゲームなど、リラックス時間にぴったりのゲームから、日常の生産性を高める便利なアプリまで、魅力あるタイトルを多数用意。

これまでGoogle Playでは有料アプリとしてのみ販売されていた信長の野望・武将風雲録、ベリーリトルナイトメアなどの国内トップデベロッパーによる人気タイトルから、ねこあつめ、冒険ダンジョン村、などの優れた国内インディーデベロッパーによる人気ヒット作、さらにはMonument Valley、Cytus II、Stardew Valleyといった、海外発のユニークで良質な作り手の創作性溢れる魅力的なゲームの数々を楽しめるとのことだ。

Google Play Passでは、常に新しい発見ができるよう、今後も日本や世界各国のアプリ開発者と協力して、毎月新しいゲームやアプリをコレクションに追加していくという。

一例として、人気IPのロールプレイングゲームモンスターハンターストーリーズが近日中に、FINAL FANTASY VIIが2022年夏〜秋頃にPlay Passに登場予定となるため、今後のアップデートにも期待してほしいとしている。

日本のアプリを世界中のユーザーに届ける

同社は、ユーザーと開発者でつくられるPlayコミュニティが価値を見いだせるような製品やプログラムを提供したいと考えているという。

92か国で提供するPlay Passは、さまざまなアプリやゲームの開発者に、ユーザーベースの世界規模での拡大と、新たな収益源の可能性を提供。

実際、2020年11月からGoogle Play Passに参加している日本のodencatは、フィッシング・パラダイスやくまのレストランなどのタイトルで海外からのユーザー数が増加し、Google Play Passが売上増加に貢献しているとのことだ。

なお、Googleは、今後も多くの日本のアプリ開発者と協力し、ユーザーに求められる素晴らしい体験を構築していくとしている。

Google Play Passをはじめる

今週から順次提供するGoogle Play Passは、Google Playストアアプリの右上プロフィール写真から無料トライアルを試せる。

Play Passを定期購入すると、Play Passタブ、またはGoogle Play StoreのPlay Passのロゴからアプリやゲームのコレクションにアクセス可能に。Google Play Passでお気に入りのゲームやアプリを見つけて、豊かで楽しいデジタル体験を提供するとのことだ。