大和ハウスグループの大和ライフネクストは、ウクライナ避難民の人々の受け入れおよび支援を決定し、出入国在留管理庁に申請・受理されたことを発表した。

同社では、分譲マンション・賃貸マンション・ビル・商業施設・ホテルなどの多種・多様な建物の維持管理業務を受託している。

近年では、主にホテルの客室整備や清掃の領域で、外国人技能実習生の採用も積極的に推進し、多くの実習生が、ホテル等の職場で活躍しているとのことだ。

外国人技能実習生が心身の健康を保ち、さまざまな知識・技能を習得し、就労できる体制を持つ同社が、その受け入れ体制を生かすことにより、避難民の生活立ち上げの一助になることを願い、申請を決定。

具体的な支援案としては、少なくとも 10 名程度の避難民に対して同社が所有または運営する施設を住まいとして無償提供し、その後の就業訓練を経て、同社従業員として就労機会を提供し、自立した生活を送ることを想定している。

同社は、「LEAD NEXTYLE あしたのあたり前を、あなたに。」をビジョンに掲げ、多様な人生、多様な生き方に応え、より豊かな「人・街・暮らし」の可能性を広げていくことを目指し、事業活動に取り組んでいるという。

働く従業員においても、性別や年齢、国籍などに関わらず、多様な人財がその能力を生かして活躍し続け、社会に貢献していきたいと考えているとのことだ。

故郷からの避難を余儀なくされているウクライナ避難民が、一日も早く平和な日々を取り戻せることを願い、今後も支援活動を検討していくとしている。