シント=トロイデンVV(以下、STVV)はマルハンの子会社を通じ、資本業務提携を締結したことを発表した。

同提携によりSTVVは、STVVの株式の一部をマルハンの子会「『マルハンユナイテッドパートナーズ」に譲渡。なお、第三者企業がSTVVのオーナー企業であるDMM.comからSTVV株式を取得するのは、同件が初となるという。

今後は、マルハン東日本カンパニーとSTVVジャパンブランチにおける人材交流、マルハン東日本カンパニーの各拠点を活かした日本国内におけるリアルイベントの展開等を予定。その他に新規事業の共創など更なるシナジーを生み出したいと考えているとのことだ。

なお、同提携に関して、マルハン東日本カンパニー 韓裕社長は次のようにコメント。

「マルハンでは草野球イベント、少年野球大会、社会人野球チーム、プロ野球・フィギュアスケート協賛、電動車イスサッカー、パラリンピック選手とスポーツの力を信じ、挑戦し続けるチーム、選手を支援して参りました。

2006年大分トリニータスペシャルサポーターとして応援し、当時同チームの選手、コーチとして基盤を築いてこられた立石社長とこの度パートナーとして改めてご縁が出来たことに心から感謝しております。

STVVサポーター、スポンサーの皆様とチーム発展、世界へと挑戦する選手たちを応援して参ります。我々も新たなステージでの挑戦と新たな価値を創造し、皆様に提供出来るよう力を尽くして参ります」

また、シント=トロイデンVV CEO 立石敬之氏は次のようにコメントした。

「マルハンさんには、大分トリニータ時代から20年以上お世話になっており、この度、再びパートナーとして一緒に挑戦できることを光栄に思います。チームは、2021-22シーズンを9位で終了し、終盤には9試合連続で負けなしを達成するなど、PO2進出まであと一歩と充実したシーズンを過ごせました。

来季に向けた準備を始める中、マルハンさんをパートナーとして迎え入れ、STVVファミリーの一員として来季から共に戦えることを楽しみにしております」