「Indeed(インディード)」の日本法人であるIndeed Japan(以下、Indeed)は、毎年6月に世界各地でLGBTQ+の権利について啓発を促すさまざまなイベントが行われる「プライド月間」に向けて、『Indeed Rainbow Voice 2022』をスタートすると発表した。
同プロジェクトは、LGBTQ+の人々が仕事さがしや職場において感じたことのある想いや意見、違和感などの「声」をもとに、企業を含む多くの人がLGBTQ+の人々を取り巻く仕事や職場に関する状況や課題を知り、理解しようとする機会をつくることで、全ての人々が自分らしく働ける社会を実現していくことを目指すものとしている。
■『Indeed Rainbow Voice 2022』プロジェクト概要
【実施期間】
2022年4月21日~6月30日
なお、実施スケジュールは以下の通り。
【特設サイトURL】https://jp.indeed.com/cm/be-magazine
【プロジェクト内容】
(1)LGBTQ+の人々の声を「BE Voice」として集める
LGBTQ+の人々が、「仕事」「職場」や「仕事探し」で感じたことのある想いや意見、違和感などの声を「BE Voice」として募集。
職場で嬉しかったことや課題に感じる点など、職場の同僚や上司、または人事部や経営層などに知ってもらいたいことを中心に、さまざまな意見を広く募集するという。
寄せられた声をもとに、雑誌『BE』を制作し、世の中に広く届けることで、働くすべての人々に考える機会をつくる。
参加方法:同プロジェクト特設サイトの応募フォームから投稿可能。
受付期間:2022年4月21日~5月31日23:59まで
(2)生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』創刊
2022年6月下旬に、「BE Voice」として寄せられた声をもとに、雑誌「”生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』」を創刊。
『BE』を通じて、職場に存在するLGBTQ+を取り巻く誤解や認識不足を顕在化させることで、働く人々が職場や仕事でどんな行動を取ったり、気を配ったりしたらいいかを知る機会を創出。
(2-1)編集スタッフについて
『BE』の制作にあたっては、さまざまな企業や組織で活躍するLGBTQ+当事者として、滝沢ななえさん、サリー楓さん、かずえちゃん、松岡宗嗣さんの4名を編集スタッフに迎えるとともに、同雑誌の制作スタッフをIndeed上でも募集。
募集期間:2022年4月19日~4月30日23:59まで
募集職種:ライター、カメラマン、アシスタントなど
募集要項・応募方法:
Indeedにて、キーワード「BE 編集スタッフ」で検索。なお、応募者多数の場合は選考となる。
(2-2)雑誌『BE』の配布方法について
発行時期:2022年6月下旬
価格:無料
配布方法:
東京都内一部エリアにおいて配布、希望の企業・団体へ送付、公式サイトにて、一部コンテンツをE-bookとして公開予定。
(3)企業のこれからのLGBTQ+支援のありかたを指南する「BEオンラインセミナー」
6月下旬、『BE』創刊後、企業の人事やD&I担当者向けの「オンラインセミナー」を実施。
同取り組みを通じて明らかになった「声」も踏まえ、当事者が企業のLGBTQ+支援の取り組みをどうみているのかを知るとともに、企業がこれからどのような支援や職場での配慮を行っていけばいいのかを考えるきっかけを提供し、具体的な取り組みを提案する。
Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、LGBTQ+の人々を含むすべての人々が自分らしく働け、幸せにつながるような仕事が見つかる社会を実現していきたいと考え、様々な取り組みを実施。
同プロジェクトが、あらゆる人々が公平に、自分に合った仕事が見つけることができ、幸せに働ける社会を実現していくための一助となることを願っているとのことだ。