航空各社は、2022年度 ゴールデンウィーク期間の予約状況を発表した。
ANA
【国内線】
- 大都市圏中心に、まん延防止等重点措置の適用下にあった前年同時期(2021年4月22日時点)と比較すると、予約数は146.9%に。一方で、本年も新型コロナウイルス感染症の影響により、2019年の水準には及ばず、予約数2019年比は58.3%となっている。
【国際線】
- 各国で入国規制が緩和されたことを受け、アジア・北米間の接続需要が堅調に推移し、予約数・予約率ともに対前年で改善。
- 一方、日本を含め入国規制が残っている国・地域も多く残っていることから、予約数2019年比は2割程度と低調な水準となっている。
JAL
【国内線】(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC各社合計)
- 国内線の総予約数は、前年比で200%となっており、好調に推移。方面別では、全方面で前年を大きく上回っているが、特に、東北・北陸、関西、中国・四国、九州方面が好調に推移している。
- 日別では、下りが4月29日をピークに5月1日まで、上りは5月3日と5日で、予約率の高い日が続いている。
【国際線】(JAL)
- 国際線は、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、水際対策の緩和などにより、総予約数は前年比で421%となるなど、全方面で好調に推移しており、需要回復の兆しが出始めているという。
- 特にハワイ線の予約数は、前年比で約9倍となっており、日によってはほぼ満席の予約になるなど、久しぶりのハワイ人気復活の兆しが鮮明になっているとのことだ。
スカイマーク
【国内線】
期間中のピークは、下り便が4月29日、上り便が5月5日。
FDA フジドリームエアラインズ
【国内線】
依然として新型コロナウイルス感染症の影響を受けているものの、昨年度と比較し予約状況は復調傾向。
スターフライヤー
【国内線】
※国際線は新型コロナウイルス感染症の影響により、期間中運休している。
AIRDO
【国内線】
期間中のピークは、下り便が4月29日、上り便は5月5日。
期間中の増便は、札幌=東京線で30往復60便運航を予定