Facebook Japanは、Facebook上で活動しているコミュニティをつなげ、活動の可能性を広げる取り組み「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」を発表した。

「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」というMetaが掲げるミッションに基づき、コミュニティがプラットフォームを通じてつながり、関係を深め合うことを大切にしているという。

同プログラムは、同じ目的を共有するコミュニティが、個々のコミュニティの可能性を広げ、時には活動体を大きくすることを目的とする取り組み。

Facebook Japanはコミュニティをつなぐだけでなく、Facebook上でコミュニティ同士の交流を活性化するためのFacebookグループの立ち上げや相互関係の構築をサポートするとのことだ。

今回は、ごみ拾い活動を行う『世界ゴミ拾い習慣化軍団〜世界一清潔な日本の文化を広げよう〜』とビーチクリーン活動を行う『宮古の海をキレイにし隊』の2つのコミュニティをつなぎ、第一弾として活動を始めるとしている。

■「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」について

Facebookを提供するMetaは、Facebookグループの管理者向け機能の拡充や、複数のコミュニティと共に共通したテーマについてトークセッションを行う『コミュニティサミット』のプロジェクトの立ち上げなど、日々コミュニティの活動を支援してきた。

コミュニティ管理者からの「同じ目標や目的を持つコミュニティとつながりたい」や「他のコミュニティと一緒に活動することで新しいことを生み出すチャンスがあるのではないか」といった声から、Facebook Japanとしてよりコミュニティ支援を強化すべくプログラムの発足に至ったとしている。

「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」

Facebook Japanの役割:
Facebook上で活動しているコミュニティのマッチングをFacebook Japanが行う。Facebookグループの立ち上げや、コミュニティ交流のためのMessengerルームミーティングの設定、相互関係の構築から活動範囲の拡大までを伴走しサポートするという。
このプログラムは、共通の目的に沿った情報交換や情報発信、相互協力ができるプラットフォームであるFacebookだからこそできるものであるとのことだ。

プログラムの流れ:
マッチしたコミュニティは、Facebookグループの中で相互に情報交換を行い、交流を深める。コミュニティが出会うことで、これまで気づかなかったコミュニティの長所短所を発見し合うことができ、その気づきから活動の幅を広げることができるとのことだ。
活動の幅が拡大していくと、ひとつのコミュニティだけでは達成出来なかったことも、コミュニティとマッチしたことで達成に近づくことができるという。

■「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」第一弾概要

今回は、SDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」に当てはまる『世界ゴミ拾い習慣化軍団〜世界一清潔な日本の文化を広げよう〜』とSDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」に当てはまるビーチクリーン活動を行う『宮古の海をキレイにし隊』をつなぎ「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」の活動を始める。

既にFacebookグループを立ち上げて、積極的に互いのノウハウや情報を共有し交流を深めている。

今後の活動として、6月に「コミュニティマッチングプログラム on Facebook」の成果を報告するとのことだ。

プログラムを通して「SDGsに関心はあるが、何から取り組めばいいかわからない」人や、「既にクリーン活動などのSDGsアクションに取り組んでいるが、他にもできることはないか」と感じている人に向け、気軽に参加できるようなアウトプット制作を協議している。

Facebook Japanは持続的な社会のために、より多くのステークホルダーと共にSDGs達成に向けたアクションが必要だと考えている。

2021年9月のSDGs週間にはSDGsアクションの「自分事化」を促すコンテンツ「SDGs診断〜あなたに合ったSDGsアクションは?~」の発表や、こども食堂の正しいイメージを広めるきっかけづくりを目指す「Re-labelingプロジェクト」を実施。

SDGsの達成に向けて互いに協力し合うことで、新たな価値をつくりだすようなこの活動は、SDGsゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当するもの。

今後もMetaは、「コミュニティづくりを応援し、人と人を身近にする世界を実現する」というミッションのもと、 コミュニティの更なる発展をサポートしていくとのことだ。