ファミリーマートとLuupは、資本業務提携契約を締結したと発表した。
同提携により、両社は店舗へのLUUPのポート設置とマーケティング面での連携をはじめとした全面的な協業を開始し、街全体の利便性向上・活性化を目指すとしている。
ファミリーマートは、全国に約16,600店舗を展開しており、地域に寄り添い、ユーザー一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指しているとのことだ。
現在、無人決済システムや、飲料補充ロボットの導入、来店するユーザーへ今までにない店舗体験の提供を目指したデジタルサイネージの設置など、新しいテクノロジーを積極的に活用し、より利用客と心の通い合ったコミュニケーションに注力できる店舗の構築に取り組んでいるという。
Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開している。
特に電動キックボードのシェアリング事業者としては国内の9割以上のシェアを占めているが、将来的には電動キックボードや電動アシスト自転車のみならず、幅広いモビリティを取り扱い、全ての人が自由に移動できる未来を目指しているとのことだ。
ファミリーマートは今回の資本業務提携を契機として、今後Luupのユーザーがサービスを安全・安心に利用できるよう同社の成長を支援していくという。
両社はファミリーマートの店舗へのLUUPのポート設置を加速させるほか、ファミリーマートの店舗を利用した安全性向上に向けた取り組みや、ファミリーマートとLUUPの相互送客等の全面的な協業を行い、ともに安全・安心を伴った形での街全体の利便性向上・活性化を目指していくとしている。