マリオット・インターナショナルは、東日本旅客鉄道と「JWマリオット・ホテル東京」の開業に向けて契約を締結したことを発表した。

同ホテルは2025年春の開業を目指しており、品川駅と田町駅の間にあるJR 品川車両基地跡地におけるJR東日本による品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)のまちづくりの一環として、東京の中心地に誕生予定だという。

品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)は、約9.5ヘクタールにも及ぶ4つの街区にまたがり、2020年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅に加え、計5棟の複合棟が建設され、東京に最新の国際タウンが誕生する予定。

複合施設内には、住宅、商業店舗、クリニック、コンベンション・カンファレンス施設、インターナショナルスクールなどの施設が含まれる。

JWマリオット・ホテル東京は、高輪ゲートウェイ駅前に誕生する複合棟Ⅰ(South)の23階から30階を占め、東京(品川駅)から名古屋間を約40分、大阪間を約67分など、日本国内の主要都市を結ぶリニア中央新幹線のターミナル駅となる予定の品川駅から徒歩圏内となる。

JWマリオット・ホテル東京は、贅沢な設えの客室およびスイートルームを擁し、総客室数は約200室の予定。

ホテル館内には、セミオープンキッチン、寿司バー、ライブクッキングステーション、ビュッフェカウンターを備えたオールデイダイニングをはじめ、幅広いダイニングオプションを用意。

広々としたエグゼクティブラウンジでは、ドリンクを片手にリラックスしたり、仕事を進めたりすることのできる快適な空間を提供するという。

加えて、カスタマイズ可能な会議室やファンクションルームなど、小規模から中規模のイベントに対応できる施設も提供する予定。

また、25メートルの屋内プールやフィットネスセンターなどのレクリエーション施設も完備。

マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント、カール・ハドソン氏は「新たに誕生する当ホテルは日本で2軒目のJWマリオット・ホテルとなりますが、お客様のトータルウェルビーイングを考慮してデザインされた楽園であり、賑やかな東京の中心に佇む安らぎと静寂をお届けするオアシスへと、皆様をお迎えいたします」とコメントしている。