パナソニックは、2021年10月から開始したIoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報をスピーカー搭載の家電が音声で知らせる「音声プッシュ通知」サービスにおいて、2022年4月20日から宅急便の配達通知を開始すると発表した。
「音声プッシュ通知」は、パナソニックのクラウドを介して各IoT対応家電を互いに連携させ、洗濯の終了やエアコンが設置されている部屋の温度上昇など気がつきにくいことを家電が音声で知らせるとしている。
また、うっかり忘れがちな「ゴミの日」や「薬の時間」など、さらに他社サービスとも連携させ、「天気情報(予報)」を家電が音声で通知。
今回、ヤマト運輸のクロネコメンバーズと連携し、ヤマト運輸が配達する荷物の「お届け予定通知」「ご不在通知」をパナソニックのスピーカー搭載の家電で通知するとのことだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に宅配サービスを利用する機会が増える中、宅急便の配達通知が音声でお知らせされることで、家庭内での共有が進み、スムーズな受け取りをサポートするとしている。
「音声プッシュ通知」は、気づかないと困ること、ふと忘れてしまいがちなことを、音声でお知らせすることで、利用者の家事やくらしを便利にしていくという。
パナソニックは、今後もIoT対応の製品やサービスで、一人ひとりにあわせたくらしの体験を提供していくとのことだ。