日本初、没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」開催 7月8日より モネなど印象派作家の作品を再現

Immersive Museum

新型コロナウイルスの影響により延期となっていた最新テクノロジーを駆使したミュージアムがついに開催!

Immersive Museum実行委員会は、2022年7月8日より最新のテクノロジーでモネらをはじめとする「印象派」の芸術作品の世界を蘇らせる日本初の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」を、東京日本橋の日本橋三井ホールにて開催することを発表した。

没入体験型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」

「Immersive Museum」は、近年演劇やアート、エンターテインメントのジャンルで世界的なトレンドとなっている“Immersive=没入感”をキーワードとする、新たなアート体験プログラムだという。

特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に名画の世界を再現。

参加者はその空間内を自由に歩き回ることができ、視覚を通した「見る」「鑑賞する」といった行為を超え、音と映像によりあたかも全身で名画の世界に入り込んだような究極のアート体験が可能になるとしている。

日本開催第一弾となる今回のテーマは「印象派」IMPRESSIONISM。世界的に人気の高いクロード・モネの「睡蓮」やドガの「踊り子」ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」といった、印象派の名画の数々を映像化したとのことだ。

高さ6m、約700㎡の巨大空間に、印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現し、アートの「鑑賞」体験を大きく進化させるとしている。

投影イメージ
(c)RMN-Grand Palais(musée de lOrangerie)Michel Urtado AMFamanaimages

■展示の特色

今回のプログラムでは、19世紀の西洋絵画研究で知られる早稲田大学文学学術院坂上桂子教授監修の元、クロード・モネの作品を中心に、印象派を代表する8名の画家と約70作品を選定。19世紀のフランスで絵画の世界に大きな革新をもたらした作品群を8つのシーンにわけて構成してるという。

また、それぞれのシーンごとにテーマを設け、元の絵画作品を単純に映像化するだけはなく、作品世界により深く入り込むための独自要素を数多く加えたとしている。

19世紀当時にモネが見たであろうフランスのル・アーヴル港を、最新のCG技術を用いて実際の絵画作品と融合させる「印象、日の出」。

印象派の特徴でもある鮮やかな絵の具を分割し、スケールを変えてみせることで制作過程の絵の中に入り込んだような体験ができる「印象派の技法」。

同じ風景の異なる瞬間を切り取った作品群を連続的につなげ、時間の移ろい自体を体験できる「モネの連作」。

こうした様々な手法を通じ、鑑賞者が画家自身になったかのような「視点の転換体験」を生み出し、日本のアート体験を大きく拡張するとのことだ。

【左】(c)RMN-Grand Palais(Musée dOrsay)Hervé LewandowskiAMFamanaimages
【右】(c)Bridgeman Images amanaimages

■実施概要

イベント名:
Immersive Museum(イマーシブミュージアム)

期間:2022年7月8日~2022年10月29日

場所:
日本橋三井ホール(東京都中央区室町2-2-1コレド室町15F)

アクセス:
銀座線・半蔵門線「三越前」駅直結
東京メトロ「日本橋」駅から徒歩7分
山手線・中央線・東海道線「東京」駅日本橋口から徒歩9分

チケット:
各チケットプレイガイドで販売(イープラス、その他調整中)2022年6月初旬予定

入場券:
●大人:2,500円(税込)
●中学生・高校生・専門学生・大学生:1,500円(税込)
●小学生以下:無料

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