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総務省は、人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)を4月15日に発表。
人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)結果の要約は以下。
●全国人口
総人口は64万4千人の減少、減少幅は比較可能な1950年以降過去最大
日本人人口は減少幅が10年連続で拡大
- 総人口は1億2550万2千人で、前年に比べ64万4千人(‐0.51%)の減少となり、減少幅は比較可能な1950年以降過去最大となっている。
- 日本人人口は1億2278万人で、前年に比べ61万8千人(‐0.50%)の減少となり、10年連続で減少幅が拡大。
15年連続の自然減少、減少幅は拡大
- 自然増減は60万9千人の減少で、15年連続の自然減少となり、減少幅は拡大。男女別にみると、男性は31万4千人の減少、女性は29万4千人の減少となり、男性は17年連続、女性は13年連続の自然減少となっている。
日本人は3年ぶりの社会減少、外国人は9年ぶりの社会減少
- 社会増減は3万5千人の減少で、9年ぶりの減少。日本人・外国人の別にみると、日本人は7千人の減少で、3年ぶりの社会減少となっており、外国人は2万8千人の減少で、9年ぶりの社会減少となっているとのことだ。
15~64歳人口の割合は59.4%で、比較可能な1950年以降過去最低
- 15歳未満人口は1478万4千人で、前年に比べ24万7千人の減少となり、割合は11.8%で過去最低となっている。
- 15歳~64歳人口は7450万4千人で、前年に比べ58万4千人の減少となり、割合は59.4%で、過去最低に。
- 65歳以上人口は3621万4千人で、前年に比べ18万8千人の増加となり、割合は28.9%で過去最高。
- 75歳以上人口は1867万4千人で、前年に比べ7万2千人の増加となり、割合は14.9%で過去最高となっているという。
●都道府県別人口
- 人口増加は沖縄県のみ
- 東京都は26年ぶりに人口減少に転じる
- 沖縄県の人口増加率は0.07%となり、前年に比べ縮小(対前年差0.34ポイント)。
- 人口減少は46都道府県。
- 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県および福岡県の5都県は前年の増加から減少に転じている。
- 東京都の人口減少は1995年(平成7年)以来26年ぶりとなった。
- 人口減少率が前年に比べ拡大したのは33道府県で、うち大阪府(対前年差0.31ポイント)が最も拡大。
- 人口減少率が縮小したのは大分県、鹿児島県(対前年差0.10ポイント)など7県となっているとのことだ。