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債務整理の情報提供メディア「STEP債務整理」を運営しているClamppyは、男女200人を対象として「日本にカジノを作ること」に関するアンケートを実施し、結果を公表した。
■96人がカジノに賛成、104人が反対
「日本にカジノを作ることに賛成?反対?」という質問についてアンケートを取った結果、賛成派が96人、反対はが104人と、ほぼ真っ二つに割れる結果となった。
賛成の理由としては経済の活性化や雇用拡大を挙げる人が多く、国内の景気が潤うことを期待しているとわかったとしている。
また、すでにいくつものギャンブルがある日本において、カジノを作っても大きな変化はないという意見もあり、「いっそカジノだけにしたほうが取り締まりやすくなる」という回答もあったとのことだ。
反対の理由は治安に対する不安が多く、不良などのたまり場となって周辺エリアのイメージが悪化することを心配する人が多く、他にも、ギャンブル依存症になる人が増えるという考えや依存症の人を救済するために社会保障の負担が上がることを危惧する声も目立ったという。
また、カジノによる経済効果が実際にあるのか疑っている人も多く、とくにコロナ禍の影響から「カジノに人が集まらないのではないか」と考える人もいたとのことだ。
■「カジノを作って欲しい都市」は大阪がトップ
「現在の有力候補地(大阪市・和歌山市・長崎市)の中でどの都市にカジノができて欲しいか?」という質問についてもアンケートを取った結果、大阪市が103人という過半数を取得してトップに。
他の候補である和歌山市と長崎市は、残りの票をほぼ半数ずつ分け合う形となった。
大阪市を挙げた人の多くが、海外や国内からのアクセスがよいことを理由とし、3つの候補地で唯一国際空港をもつことから、海外観光客が集まりやすいと考えていることがわかったという。
一方、長崎市や和歌山市と答えた人は、地方の経済衰退や過疎化の対策としてカジノの誘致に適していると考えてたとのことだ。
■「カジノができたら遊びに行く」と答えた人は76人
「日本にカジノができたら遊びに行きたいか?」という質問については、遊びに行くと答えた人は76人、行かないと答えた人は124人という結果となった。割合として「行かない」と答えた人が多く、カジノで遊びたいと考えている人は少数派に。
遊びに行くと答えた人に理由を聞いたところ、多くの人が「非日常感を気軽に楽しめる」「出会ったことのない人々と交流できる」という理由を挙げ、日常の生活では味わえない、新しい刺激を求める人が多いことがわかったとしている。
また、遊びに行かないと答えた人は「ギャンブルに興味がない」という声が目立ち、「ギャンブルは損をするもの」と認識している人も多く、なかには「昔ギャンブルにハマって痛い目に遭った経験からギャンブルを避けている」という人や「自分は性格的にギャンブルに向いていないため自重している」という人もいたとのことだ。
■「カジノで遊ぶ予算」は1万円と答えた人が41人
「カジノで遊ぶとしたら予算はいくらに設定するか?」という質問については、全体的に回答がバラけたものの1万円という回答が多数派となり、ハメを外しすぎず、適度に遊べる範囲は1万円程度と考える人が多いことがわかった。
一方、「遊ばない・0円」と答えた人を除くと、次に多かった回答は10万円(25人が回答)という結果に。10万円以上の回答をした人をすべて合わせると全体の約2割になり、せっかく遊ぶのであれば大きな金額を使ってみたいと考えているも少なくないとのことだ。
【調査概要】
■調査名:日本にカジノを作ることに関するアンケート
■調査対象:全国の男女(計200人)
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート(クラウドワークス)
■有効回答人数:200名(回答率100%)
■調査期間:2022年03月14日〜3月28日
<参考>
Clamppy『日本にカジノを作ること』