NECは、「光ネットワークのオープン化への取り組み」に関するホワイトペーパーを公開したことを発表した。
社会のデジタル化が急激に進展する中、サイバー空間と現実世界の融合が現実のものとなり、今後の産業や社会における新たな価値の創出が期待され、サイバー空間と現実世界をつなぐネットワークにも求められる役割が大きくなっているという。
ユーザの多種多様な要求要件に応じた仕様や容量のフレキシブルな変更など、イノベーションを支える社会基盤として、セキュアでシームレスなネットワークが求められているとし、その実現のためネットワークの世界においてもオープン化が加速。
オープン化により、柔軟なシステム構成や、仮想化・クラウドプラットフォームへの展開、他システムとの連携などをスムーズかつ迅速に実現可能となるとのことだ。
すでに、モバイルネットワークの領域はネットワークのオープン化の議論が活発に進んでいるが、光ネットワークの領域においても同様にオープン化に向けた議論が行われているという。
同ホワイトペーパーでは、ネットワークの未来と光ネットワーク領域で進んでいるオープン化の進展と課題、そしてNECが提供する価値についてとりまとめ公開。
ホワイトペーパーダウンロードURL：
https://jpn.nec.com/nsp/pdf/wp_toward-open-optical-networks_jp.pdf
NECは、同社がオープン化で目指すことはネットワークの革新だとし、多様なパートナーとインテグレーションすることで、オープンアーキテクチャによるネットワークの革新を推進してオープンな共創関係を深め、SDGsをはじめとした社会課題の解決に貢献するとのことだ。