シェアサイクル「チャリチャリ」、menuの配達クルーに向け新たな定額料金プランを開始

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuetは、menuが展開するフードデリバリー事業「menu」の配達クルーに向けた新たな定額料金プランを開始したと発表した。

neuetとしては、今般の連携を皮切りに、人の移動だけではなく「ものの移動」に対する取り組みも強化し、同社がミッションに掲げる「まちの移動の、つぎの習慣」をつくっていくとしている。

■背景

チャリチャリは、公共的な移動手段を担う存在として、福岡、名古屋、東京の各エリアにて地域に寄りそいながらの拡大を進めている。

ベーシックは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用でき、1分単位の料金設定や、手軽に使えるアプリ仕様から各エリアにて「ちょっとそこまで」の日常的な利用を中心に利用されているとのことだ。

menuは、フードデリバリー・テイクアウトアプリ「menu」を通じて、ユーザーの注文を飲食店に伝達し、飲食店とmenu配達クルーのマッチングを行うフードデリバリー事業を展開。

国内大手チェーン店から地元の人に愛される個人経営の飲食店まで、全国に85,000店舗以上の加盟店を有し、直近ではスーパーマーケットなどの食料品のデリバリーサービスも開始している。

チャリチャリはこれまで、まちの移動の「葉脈」としての存在を意識し、日常生活・観光における回遊性の向上や、交通空白地帯の利便性向上に取り組んできた。

また、東京エリアにおいては、2022年3月より電動アシスト自転車の展開を開始し、「ちょっとそこまで」の移動ニーズのみならず、中長距離の快適な移動にも対応しているとのことだ。

こうした中、引き続き高い成長が見込まれるフードデリバリー事業やダークストア事業における「配達クルー」の方の配達移動手段の確保という観点を検討してきたなか、配達時の利便性が高い電動アシスト自転車を一定の時間使い続けられる料金プランのニーズがあることなどから、今回の定額プランの提供に至ったとしている。

今後は、東京エリアにおけるエリア拡大や自転車台数の増強も含め、チャリチャリの東京での展開についても強化していく方針であるとのことだ。

■menu配達クルー向け定額プラン内容詳細
menu配達クルー用アプリからチャリチャリ専用ページのお知らせにて記載。

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