銀座に「高級温泉旅館」 部屋に天然温泉とテラス ヒューリック着手

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ヒューリックは、3月7日のみずほ銀行銀座中央支店移転に伴い、ヒューリック銀座ビル(以下、銀座ビル)の建替計画に着手することを決定した。

同計画は、高層階に宿泊施設、中層階に事務所、低層階に物販店舗を配し、カーボンニュートラルを見据えた環境性能や木質化を盛り込んだ、サステナブルな複合ビルとして開発するという。

ふふ東京銀座(仮称)

銀座ビルは、銀座中央通りおよび柳通り、ガス灯通りの3つの通りに面し、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅と接続した希少性の高い立地にあり、1974年に竣工して以来、銀行店舗を配した施設として、同計画地周辺のランドマーク的存在であったが、みずほ銀行の移転を契機として、周辺エリアの更なる賑わい創出と活性化を目指すべく、建替事業を推進することになったとのことだ。

なお、今回、高層階の6フロアーには、高級温泉旅館「(仮称)ふふ東京銀座」を計画。

高級温泉旅館“ふふシリーズ”は、東京から1時間半程度でいける温泉地の箱根、熱海、河口湖、日光に展開、また関西では我が国有数の観光地である京都、奈良に展開しており、現在9施設で運営を行っているという。

今後、軽井沢、城ヶ島において開発を進めており、その全国の“ふふシリーズ”をつなぐ旅の起点として、東京銀座の地に13番目のふふが誕生。

“ふふシリーズ”は全ての部屋に天然温泉を設え、拘りの美味しい食事を提供することを特徴とし、「(仮称)ふふ東京銀座」でも、全ての部屋にテラスを設け、大都会の中心にいながら風と緑を感じ、部屋の天然温泉を楽しめるような設備にしているとのことだ。

ふふ拘りの食事では、宿泊以外の利用者でも接待等での利用が可能としている。

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