スタジオジブリ、ジブリ関連の展覧会が再び活発化 夏からは新たな展覧会「ジブリパークとジブリ展」開始

スタジオジブリは、ジブリ関連の展覧会が再び活発化しているとし、一時期、新型コロナウイルスのせいでほぼ休止状態であったが、感染状況や行政の各種措置を踏まえつつ、運営方法も十分検討の上で、慎重に少しずつ再開し、各地で開催しているとのことだ。

「アニメージュとジブリ展」は、福岡アジア美術館7階の企画ギャラリーA・B・Cで開催中。各地で大好評だったとし、福岡展は7月10日までの開催を予定している。

また、4月23日からは、「鈴木敏夫とジブリ展」が京都文化博物館で始まる。この展覧会は、初回は2017年8月から開催しており、今回が6会場目。展示量は大幅に増え、かつ内容が変化しているとのことだ。

前回は2019年夏に長崎で開催されたが、新型コロナのせいでその後巡回は一時中断。その間、内容の見直しと増強をして、遂に再開となったという。

鈴木敏夫プロデューサーを形作った、幼少期から大人になるまで読んできた8,800冊の厖大な本を、鈴木の隠れ家と言うべき通称〝れんが屋〞のイメージで構成した巨大本棚で展示し、新たな目玉としているとのことだ。鈴木敏夫の思考術に触れて、ジブリ誕生の秘密が分かる奥の深い同展覧会は、6月19日までの開催。

なお、その次は7月1日から東京展が始まり、東京では2019年に神田明神で1度開催しているが、その時と比べても大幅にパワーアップするとしている。会場は寺田倉庫B&C HALL/E HALLとのこと。

夏からは新たな展覧会「ジブリパークとジブリ展」が始まることも先頃発表されたという。最初は長野県立美術館で7月16日開始、以後愛知・熊本・兵庫・山口を巡回予定としている。

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