ヤフーと河北新報社は、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2022」を2022年9月17日、18日に開催する予定であると発表した。
昨年の「ツール・ド・東北 2021 特別大会」においては、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染状況を踏まえ、実際にコースを走行するリアルイベントは中止とし、オンラインのバーチャルライドのみの開催となった。
今大会においても、新型コロナ対策を講じた上で規模を縮小し、コースは2フォンド、参加者は約1,500名を予定。(2019年大会実績:コース6フォンド、参加者3,973名)
開催にあたっては、昨年同様、新型コロナの感染状況などを見極めながら共催自治体と協議し、決定次第、公式サイト・SNSにて速やかに発表するとのことだ。
2013年より毎年開催していた「ツール・ド・東北」は、一昨年大会の「ツール・ド・東北 2020」を新型コロナの影響で中止とし、昨年の「ツール・ド・東北 2021 特別大会」はオンラインのみの開催となった。
9回目を数える今回は、石巻市をスタート/ゴール地点とする「北上フォンド」(100㎞)、「女川・雄勝フォンド」(65㎞)の2コースのみで実施するほか、昨年に引き続き、今年も「バーチャルライドイベント」を開催予定。
詳細は5月中旬に予定しているプレスリリースで発表するとのことだ。
また、スタート/ゴール会場を第1回からメインの舞台としていた石巻専修大学から、近隣のセイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)に変更。
大会会場では、ライダー以外の方々にも楽しんでいただけるよう、イベントやブースを用意する予定であるとしている。
※新型コロナの感染状況によっては変更・中止となる場合がある。
※エイドステーション(休憩所)は設置予定。
<大会キャッチコピーについて>
「ツール・ド・東北」では、被災地を元気づけたいと参加したライダーたちが、沿道からの地元の人々の声援で逆に元気をもらったというエピソードから、「応援してたら、応援されてた」のキャッチコピーが生まれたという。
今大会のキャッチコピーは「応援してたら、応援されてた ~笑顔で再会しよう~」とし、3年ぶりに東北の地で地元の人々と笑顔で再会し、大会を盛り上げていきたいと考えているとのことだ。
「ツール・ド・東北」はこれからも、自転車を通して被災地の現状や、復興への道のりを伝えながら、さらに東北の魅力を感じられるイベントを目指していくとしている。
<「ツール・ド・東北 2022」概要>
■開催日程:2022年9月17日、18日
※実際にコースを走るライドイベントは9月18日のみとなります。9月17日は会場にて各種イベントを開催。
■メイン会場:セイホクパーク石巻(石巻市総合運動公園)
■エントリー方式:抽選方式(応“縁”ライダーを除く)
■コース:石巻発100㎞「北上フォンド」、石巻発65㎞「女川・雄勝フォンド」
■エントリー期間:
応“縁”ライダー:4月20日〜5月11日
一般&ペア&親子ライダー:5月10日〜5月31日
※エントリーの詳細は、4月20日に公式サイト・SNSにて発表。
<「ツール・ド・東北」開催の目的>
東日本大震災の復興支援、および震災の記憶を未来に残していく。