旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2021年3月1日(月)~2022年2月28日(月)の宿泊期間を対象にした、「グランピングが人気の宿ランキング」を発表した。

全国のグランピング施設が取り扱う宿泊プラン、ならびに「グランピング」のキーワードを含む宿泊プランの宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)は、「楽天トラベル」全体で前年同期比+34.3%増加したという。

その中で、宿泊人泊数が多かった宿をランキングした結果、1位は山梨県の「河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾート」となった。

1位の山梨県「河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾート」は、昨年から2年連続で同ランキング1位を獲得。

約6,000坪の広大な敷地を有し、富士山と河口湖を一望できるロケーションが人気を集めており、グランピングタイプの客室は、ヨーロッパ風の内装が施されており、各客室に併設の大型ウッドデッキには、ミニテントやハンモックが設置されている。

また、貸別荘のように利用できるコテージタイプの客室も選ぶことができ、部屋に関するクチコミは全体で4.81と高い評価を得ているとのことだ。

宿泊構成別では、子連れのファミリー利用の割合が約4割と最も多く、次いで男女グループ利用が約3割となった。

2位の大阪府「GRAN CAMPING パームガーデン舞洲 by WBF」は、大阪駅から車で約20分の距離にある、アメリカのマイアミをイメージしたベイエリアに建つグランピング施設。

美しい夕日を見渡せるロケーションの良さが、クチコミでも高い評価を集めており、宿泊人泊数は前年同期比+60.7%と大きく伸長し、昨年の4位からランクアップ。

宿泊構成別にみると、女性グループ利用が前年比+83.6%と、成長をけん引。

また、大阪府在住の宿泊者が全体の約6割を占めているとのことだ。

3位の千葉県「キャメルホテルリゾート」は、昨年に続き同ランキングのトップ3にランクイン。

敷地内にはゴルフ場が併設され、御宿海岸にも近いことから、様々なレジャーを楽しむことができるという。

昨年4月にゴルフコースと隣接して建てられた「ゴルフコースビューDOME TENT Glamping」は、冷暖房を完備したドーム型テントで、大きな窓の外一面にゴルフコースが広がる開放的な景色を眺めながら快適に過ごすことが可能。

また、大型テントにハンモックやパラソルなどのアイテムが付いた「プレミアムグランピング」タイプの部屋も人気を集めており、関東圏からの人気が高く、一都三県の宿泊客が9割以上を占めているとのことだ。

<調査概要>
算出日:2022年3月17日(木)
算出対象:全国のグランピング施設が取り扱う宿泊プランならびに「グランピング」のキーワードを含む宿泊プランの以下の宿泊期間における宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)を集計。
対象宿泊期間:2021年3月1日(月)~2022年2月28日(月)