wash-plusとシャープは、wash-plusが2022年4月中旬以降にオープンするコインランドリーの実証実験店舗「wash+ PRIME」猫実(ねこざね)店で、シャープのコミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」とタブレットを活用した接客サービスを開始すると発表した。
wash-plusは、洗剤を使わずアルカリイオン電解水のみで洗い上げる、環境や人へのやさしさを考えた洗剤レスのコインランドリー「wash+」を運営し、全国に35店舗を展開。
今晩、洗剤レスに加えて洗濯に使用した水を特殊な装置で濾過し、排水を100%再利用する機能を付加した新しいスタイルのコインランドリー「wash+ PRIME」の実証実験店舗として、千葉県浦安市猫実にオープンするとのことだ。
同実証実験店舗では、ロボホン2体とタブレット1台をランドリーの横に設置。
1体のロボホンは4台の洗濯機と連動し、各洗濯機の運転開始や終了予定時刻のアナウンスに加え、終了時にはダンスパフォーマンスの接客サービスを行うという。
もう1体のロボホンはタブレットと連携し、洗剤を使用せずに洗濯ができる「wash+」の仕組みや排水を濾過して再利用する特長など、利用者がタブレットから選択した項目についてロボホンが音声で説明するとのことだ。
無人営業で利用者との接点がつくりにくいコインランドリーでありながら、ロボットが接客し、楽しい雰囲気でおもてなしをすることで、利用者の店舗への理解や愛着を深めていくとしている。
wash-plusとシャープは、拡大するコインランドリー市場において今後もロボホンやIoT技術を使った新たな接客スタイルを提案していくとのことだ。