三菱UFJ信託銀行、「Dprime Lab」始動 第1弾は廃棄食材活用のサステナブルビール開発 社会課題解決に向けユーザーと企業が共創

Dprime Lab

三菱UFJ信託銀行は、2022年4月6日、パーソナルデータを管理・運用する情報銀行サービス「Dprime」において、個人ユーザーがデータ提供により、企業と社会課題解決に資する商品を共創するプロジェクト「Dprime Lab」を開始すると発表した。

「Dprime Lab」は、「Dprimeアプリ」を利用する個人ユーザーと企業が、共に社会課題解決に向けた商品・サービスを創るプロジェクト。

個人ユーザーは、データ提供によりプロジェクトに参画でき、自身のデータから商品が生まれる体験ができるとしてている。

企業は、当該プロジェクトを通して、ユーザー視点での商品・サービスを生み出せるだけでなく、その商品・サービスが持つ社会的な意味・想いをユーザーと共有することが可能だという。

プロジェクト第1弾は、AJB Co.による「あなたのデータと廃棄予定作物で創る新感覚クラフトビール」開発。

「Dprime」を通じて個人ユーザーから提供される多様なデータをもとに味の調整を行い、4種類のビールを開発だけでなく、廃棄予定作物の活用を通じて、フードロス削減にも取組むとしている。

なお、参画したユーザーには、抽選で試作段階のビールを届ける予定だという。

また、今回の開発に関わる人に、同プロジェクトへの想いやこだわりを聞いたインタビュー動画や商品ができるまでのプロセス動画を随時公開するとのことだ。

想いやこだわりを聞いたインタビュー動画や商品ができるまでのプロセス動画

現在、国内国外問わず、多くの社会課題が存在し、2015年には様々な社会課題解決に向けて国連からSDGsが発表されている。

「Dprime」は社会課題解決に向け、データ活用によってお互いに利益を得ながら、社会課題解決に貢献できるようなサービスを提供したいという想いから「Dprime Lab」を立ち上げたとしている。

企業は、「Dprime Lab」を通して、ユーザー視点での商品・サービスを生み出せるだけでなく、その商品・サービスが持つ社会的な意味・想いをユーザーと共有することが可能となる。

今後も三菱UFJ信託銀行は、信託機能と新しいテクノロジーの積極的な活用を通じて、様々な社会課題の解決に貢献していくとのことだ

■プロジェクトへの参加方法

(1)下記リンクからDprimeアプリをダウンロード。
(2)あなたのデータを登録する。
(3)AJB Co.のオファーに応諾する。

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