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東急、田園都市線8500系車両の定期運行を2023年1月に終了 4月6日より「ありがとうハチゴー」プロジェクト開始

東急は、田園都市線で使用している8500系車両の定期運行を2031年1月での終了に伴い、47年間の感謝の気持ちをこめ、「ありがとうハチゴー」プロジェクトを4月6日から開始すると発表した。

8500系車両

8500系車両は、新玉川線(渋谷~二子玉川園間、現在の田園都市線の一部)と営団地下鉄(現東京メトロ)半蔵門線の相互直通運転開始に伴う乗り入れ車両として、当時すでに使用されていた8000系車両をベースに1975年に開発されたという。

同車両は当初4両編成であったが、輸送力増強のため増備が続き、最終的に10両編成化され、東急最多である400両(10両編成×40編成)が製造されたとのことだ。

1976年には東急車両として唯一の「鉄道友の会ローレル賞」を受賞し、また、8500系車両は田園都市線だけでなく、東横線や大井町線でも使用され、東急線沿線の多くの利用者の日常の足として活躍。

現在は残る2編成が運行しているが、後継車両である5000系車両、2020系車両の導入が進んだことから、2023年1月で定期運行を終了する予定としている。

「ありがとうハチゴー」プロジェクト

今回実施される「ありがとうハチゴー」プロジェクトは、車両の先頭部へのヘッドマーク装着のほか、人数限定の有料撮影会や貸切イベント列車の運行、記念グッズや記念きっぷの発売、さらに特別サイトの開設などを順次実施する予定とのことだ。

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