Amazonは、本日2022年3月23日より、家族の暮らしの中心となるデバイスとして設計されたスマートディスプレイ「Echo Show 15」の予約販売を開始すると発表した。

価格は、29,980円(税込)で、Amazon.co.jpにて予約販売し、4月7日より出荷開始を予定。Echo Show 15は、15.6インチフルHD(1,080p)のディスプレイを搭載し、横向き・縦向きのどちらでも使用できるとのことだ。

Echo Show 15で利用できるAlexaの新しい機能と主な特徴は以下の通り。

●ウィジェットでホーム画面をカスタマイズ

ウィジェット機能を使えば、ホーム画面をカスタマイズすることができる。カレンダーやリマインダー、付せん、やることリスト、買い物リストなどを選んで、ホーム画面に表示できる。

ウィジェットで表示される内容は常に更新されるため、いつでも最新情報を見ることができ、好みに合わせて、各ウィジェットの配置を簡単に変えることも可能。

●ビジュアルIDで個々人に合わせた情報を表示

ビジュアルID機能を使うと、Alexaがデバイスに搭載されたカメラの前にいるのが誰なのかを認識し、個々人に合わせた情報をデバイス画面に表示。家族一人ずつのプロフィールを予め作成して、ビジュアルIDを登録しておけば、各自が自分用のカレンダー、自分宛に送られたメモ、最近再生した音楽などを自動表示させることができる。

なおビジュアルID機能はEcho Show 15だけでなく、Echo Show 10 ならびにEcho Show 8でも近日、利用できるようになるとのことだ。

●家族間の共有情報が一目りょう然、スマートホームも一元管理

家族にメモを残したり、やることリストや買い物リストを更新したり、ファミリーカレンダーや個人の予定を確認したり追加したりすることができる。

またウィジェット機能を使えば、対応するスマートホーム製品をホーム画面に追加して手軽にタップ操作できるだけでなく、ダッシュボードで一元管理することも。

画面にカメラのライブ映像をピクチャー・イン・ピクチャーで表示できるので、例えばPrime Videoなどでドラマを見ながら、赤ちゃんの様子をカメラ映像で確認することもできるという。

●お気に入りのコンテンツをフルHDスクリーンで

Echo Show 15はフルHDスクリーンで、ニュース、映画、配信番組などをストリーミングして楽しむことができる。また、クックパッドウィジェットをホーム画面に追加しておけば、いつでもレシピに簡単にアクセスが可能。

●次世代型プロセッサー「AZ2」を搭載

Echo Show 15は、次世代型 Amazon AZ2 ニューラル・エッジ・プロセッサを搭載している。Amazonがカスタム設計したAZ2アーキテクチャーでは、機械学習(ML)ベースの音声モデルを従来製品よりも大幅に高速処理することができる。

従来は膨大なコンピュータ処理をクラウド上で行う必要があったコンピュータービジョン(CV)アルゴリズムも、デバイス上で処理ができるように。これにより、Echo Show 15はデバイス上で安全に保管されたビジュアルIDをもとに、登録された人物を認識することが可能になった。

●取り付け専用アクセサリーを販売

Echo Show 15は付属の壁掛け金具、もしくは別売りのEcho Show 15専用壁美人壁掛け金具で壁に取り付け。Echo Show 15専用壁美人壁掛け金具は大きな穴を開けずに壁掛けをすることができ、3,480円(税込)でAmazon.co.jpにて購入できる。

また、据え置きで利用したいユーザー向けに、Echo Show 15専用スタンドも3,980円(税込)にて販売予定となる。