Web「NAVITIME」、区間ごとの移動手段変更機能を提供 より柔軟なルート検索が可能に

ナビタイムジャパンは、『NAVITIME』のWebサービス(PCブラウザ)にて、区間ごとの移動手段変更機能を提供すると発表した。

今回の機能拡充では、「トータルナビ」でルート検索後、出発地および目的地から最寄り駅(バス停・空港を含む)までのルート結果に、移動手段の変更オプションが表示される。

徒歩、自転車、タクシー(車)の区間を、それぞれ徒歩、自転車、タクシー(車)に変更でき。ユーザーが実際に利用する移動手段を指定して再度検索し、ルート全体の所要時間と料金(電車運賃、タクシー料金など)を確認できるとのことだ。

ファースト・ラストワンマイルの移動手段を変更できることで、より多くの選択肢から移動手段を選ぶことができる。例えば、歩くのに少し遠い区間を自転車やタクシーを利用したルートに変更する、といったより柔軟なルート検索が可能であるという。

ナビタイムジャパンでは、複数交通手段を組み合わせた最適なルートを検索できる独自の経路探索エンジンの開発を行っている。移動ニーズが多様化する昨今、この経路探索エンジンのチューニングを行い、移動手段の設定を区間ごとに設ける改修を実施。

従来のルートでは、出発地から目的地までの移動手段の設定を同一にしていたため「徒歩+公共交通+徒歩」「徒歩+タクシー+徒歩」といったルートが表示されていたが、今回の更新により、「自転車+公共交通+徒歩」「タクシー+公共交通+自転車」など区間ごとに異なる組み合わせのルートを表示できるように。

同機能は今後、スマートフォンブラウザやアプリ版の『NAVITIME』で提供することや、公共交通機関を移動手段として指定できるようにする対応も検討しているという。

ナビタイムジャパンは、ユーザーにとってより便利で快適な移動をサポートできるような機能拡充に努めていくとのことだ。

■サービスイメージ

『NAVITIME』Webサービス(PCブラウザ)画面

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