ヤマハ、電動スクーター「E01」を活用したEVリース実証実験実施 国内における原付二種クラスEVの市場受容性を探求

ヤマハ発動機は、実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」をリースして行う、原付二種クラスEVの実証実験を7月から日本国内で実施すると発表した。

なお、利用期間は、7月の車両受け取りから3か月間で、取次窓口は、ヤマハスポーツバイク専門店「YSP」。

今回の実証実験は、「E01」を利用し、ユーザーの意見や使用状況をもとに、原付二種クラスEVや急速充電の市場受容性を探ることを目的にしているとのことだ。

「E01」は、原付二種クラスのスクーターとしての実用性と都市間の移動に適した走行性能を備える実証実験用電動スクーター。

同社は、「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」において、2050年までに「スコープ3(主に製品使用時など)」におけるCO2排出量を2010年比で90%削減する目標を掲げている。今回の実証実験は、その目標達成に向けて取り組む活動の一環であるとのことだ。

実証実験の概要
受取期間 :2022年7月1日~7月31日
利用期間 :車両受取日から3か月間
車両   :E01(イーゼロワン)
実施エリア:全国
貸出窓口 :全国のYSP(ヤマハスポーツバイク専門店)
リース台数:100台
リース料 :月額20,000円(税込み)

実証実験への応募について
応募期間 :2022年5月9日~5月22日
参加条件 :満20歳以上、小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上の二輪免許保有、応募者名義のクレジットカード保有、利用開始後のアンケートへの回答
実証実験の詳細および応募ホームページ:https://e01lease.yamaha-motor.co.jp/top

「E01」の概要
乗車定員 :2名
必要免許 :小型限定普通二輪免許(AT限定含む)以上
寸法   :1,930㎜×740㎜×1,230㎜
シート高 :755mm
重量   :158kg(バッテリー装着)
定格出力 :0.98kW
最高出力 :8.1kW/5,000r/min
最大トルク:30N・m/1,950r/min
原動機種類:交流同期電動機
バッテリー種類/型式:リチウムイオン電池/ESB5
1充電走行距離: 104㎞(60㎞/h定地走行テスト値)
充電時間 :約1時間(急速充電)※/約5時間(普通充電)/約14時間(ポータブル充電)
※残量0%→90%の充電時間。バッテリー保護のため、残量90%で充電が停止。

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