ドコモ、5Gソリューション創出コンテスト「docomo 5G DX AWARDS®2022」を開催 SDGsをテーマに年度内のソリューション創出へ

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NTTドコモ(以下、ドコモ)とNTTドコモ・ベンチャーズ(以下、NDV)は、社会課題に対する新たなソリューションの創出を目的に、5Gソリューション創出コンテスト「docomo 5G DX AWARDS®2022」を開催すると発表した。

今回のテーマは「SDGs」。2022年度中のソリューション創出をめざし、2022年3月15日からエントリーを開始。

ドコモは2018年から「ドコモ5Gオープンパートナープログラム®」として、5Gを活用し幅広くビジネスパートナーと新たなビジネスの創出をめざす取組みを展開してきたが、今回、同プログラムの加入数が当初から目標として掲げてきた5,000社を達成。

「docomo 5G DX AWARDS」は、同プログラムのパートナーとともに5Gを活用した新たなソリューションを創出するコンテストであり、「docomo 5G DX AWARDS」で集まった特徴的な「技術」「プロダクト/デバイス」「サービス」(以下、アセット)は同プログラムを通じて新たな協創ビジネスの創出に活用されるという。

ドコモは、これまで過去2回のコンテストを通じて、パートナーと多くのソリューションを創出してきた。

その活動の中で、遠隔地からの現場作業支援による産業の高度化や、地域の教育現場のICT化による質の高い学習機会の提供といったSDGsの達成に貢献する5Gソリューションが増えているという。

こういった背景から、パートナーとともに5Gを活用していくことで、今後さらにSDGsの達成につなげていくことができると考えているとのことだ。

3回目の開催となる今回は、テーマを「SDGs」とし、企業が保有するアセットの発掘を推進し、5Gのモバイル通信を活用して、さまざまな産業でSDGsの達成に貢献するソリューション創出に向けた取り組みをさらに加速していくことをめざすとしている。

5Gによるさらなる発展が期待できる8つの業界「建築」「メディア」「小売」「製造」「医療」「交通・物流」「農業・林業・水産業」「自治体・観光(地方創生)」を中心に、SDGsの達成に貢献する特徴的なアセットを募集するとのことだ。

さらに今回は、パートナーとの早期の協業検討開始を目的とし、応募期間を複数回に分け、書類選考を通過したアセットは、同プログラムを通じた協業検討を順次スタート。

また、書類選考を通過できなかった場合も、内容を改善の上、複数回の応募も可能。協業検討を経て最終発表フェーズに進んだアセットは、2022年10月に開催予定の最終発表会にてプレゼンテーション・表彰を行うという。

また、今回は、「最優秀賞」「優秀賞」「SAJ-DX特別賞」のほかに、SDGsの達成に貢献することが特に期待できるアセットを表彰する「SDGs特別賞」、新たなXRデバイスやその活用について表彰する「ウェアラブルデバイス特別賞」を設けるとしている。

ドコモとNDVは、同アワードの取り組みやパートナーとの協議を通して、同プログラムをさらに活性化させ、5Gとシナジーの高いアセットを活用した新たな協創ビジネス創出とSDGsの達成に貢献していくとしている。

なおドコモグループの再編成に伴い、同アワードは2022年7月以降、「ドコモビジネス」のブランドのもと法人事業の中核を担うNTTコミュニケーションズにて実施し、イノベーションの創出に取り組んでいくという。

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