ネクストミーツは、薬王堂ホールディングスの子会社である薬王堂と業務提携をし、ネクストミーツの親会社であるNext Meats Holdingsが薬王堂より第三者割当増資を引受け、資本提携したことを発表した。

ネクストミーツと薬王堂が業務提携

ネクストミーツは「地球を終わらせない。」を企業理念に掲げ、2020年6月の設立以降、世界初のプラントベース焼肉「NEXT焼肉」シリーズやプラントベース牛丼「NEXT牛丼」、チキンタイプの代替肉「NEXTチキン」をリリース。

小売りではイトーヨーカドーやイオン、ライフといったスーパーでの販売を実現し、外食では焼肉ライクやパレスホテル東京などで採用されてきたという。

日本全国での展開を目指す中で、薬王堂とは昨年11月から取り組みが開始。専用什器「NEXTスタンド」を設置しての販売やNEXTツナの全358店舗への導入などを進め、他の地域に先駆けて共同してプラントベース食品を広めてきたとのことだ。

同資本業務提携は、より本格的に代替肉の普及に向けて両社での取り組みを強化するためのものとし、以下の内容で両社における協業可能性を検討していくとしている。

■資本業務提携の内容

1.薬王堂が所有するデータの活用
薬王堂が所有する購買データ・顧客データ・ヘルスケアデータをもとに東北での健康課題やニーズを抽出し、商品開発や店頭での販売放送・宣伝に活用。

2.薬王堂の従業員アセットを活かした商品開発
4,000~5,000人いる従業員にアンケートを取るなど商品開発に参画。よりニーズの高い商品の開発・販売を目指す。薬王堂の自社アセットのため、スピード感をもってPDCAサイクルを回すことが可能に。

3.薬王堂の配送網を活用した物流の効率化
当社の製造工場の一つが岩手県にあることから、薬王堂の配送網を活用して物流を効率化。