三菱自動車、インドネシアで「ミニキャブ・ミーブ」活用のEV実証実験を実施 現地企業4社と覚書を締結

三菱自動車 ミニキャブ・ミーブ

三菱自動車工業(以下、三菱自動車)は、インドネシアにおける同社のクルマを販売するミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・セールス・インドネシア(以下、MMKSI)が、現地企業4社と軽商用電気自動車(EV)の実証実験に関する覚書を締結したことを発表した。

実証実験に使われるミニキャブ・ミーブ

締結した現地企業は、国営郵便会社ポス・インドネシア、送配電業及び関連サービス業を行っているハレヨラ・パワー、モビリティサービス大手のゴジェック、ドイツ物流大手の現地法人DHLサプライヤーチェーン・インドネシアの4社。

日本で2011年に投入した「ミニキャブ・ミーブ」を輸送業務に活用し、半年間の実証実験を通じて走行距離や充電記録、配送ルートなどのデータ集積を行い、EV普及に向けた環境整備の検証を進めていく予定としている。

同実証実験の締結にあたり、MMKSI社長の中村氏は以下のようにコメントした。

「主要な企業パートナーであるポス・インドネシア、ハレヨラ・パワー、ゴジェック、DHLサプライヤーチェーン・インドネシア及びこの共同研究を熱心にご支援いただいているインドネシア政府に心から感謝します。この実証実験を通じて、インドネシアにおける三菱自動車の電気商用車の普及とその活用について取り組んで参ります」

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