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金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」は、2022年度から、高校家庭科で「資産形成」が必修として盛り込まれることに先立ち、高校教育の現場に実際に関わる高校教師がそのことに対してどのような考えを持っているのかを知るため、全国の20〜50代の高校教師466名に、アンケートを実施し結果を公表した。
回答した高校教師の8割が「資産形成」の必修化に肯定的
高校家庭科で「資産形成」が必修化されることを、80.0%の教師が「とても良い」「やや良い」と回答したという。
そのうち、「資産形成」をしている教師(全体の48.5%)では89.4%、していない教師(全体の51.5%)では71.2%と、自分が「資産形成」をしているか否かに関わらず、必修化に肯定的であることが分かったとしている。
「資産形成」をしている教師で教える自信を持つ人は55.7%、していない教師だと10.8%に
「資産形成」を教える自信を聞く質問では、「資産形成」をしていると答えた教師の55.7%が教える自信が「ある」「そこそこある」と答えた一方で、「資産形成」をしていない教師だと、自信が「ある」「そこそこある」を選んだ人の割合は、1/5以下となる10.8%に留まったという。
回答した家庭科教師15人の内、7人は「資産形成」をしているが、教える自信が「ある」人はゼロ
高校教師466名のうち、実際に「資産形成」を教えることになる家庭科教師は15人と少人数だったが、そのうち「資産形成」をしている人が7人いたにもかかわらず、教える自信が「ある」人はいなかったという。
なお10人以上から回答があった科目で、自信が「ある」を誰も選ばなかったのは家庭科のみだとしている。
「資産形成」をしているしていないに関わらず、自身がそれを学ぶことに7割が興味あり
生徒ではなく、自身が「資産形成」を学ぶことに興味が「ある」「ややある」と答えたのは71.8%と高い数値になり、また「資産形成」をしていない教師でも53.8%が興味「ある」「ややある」と答えた。
<調査概要>
調査方法: インターネット調査
調査対象: 全国20代〜50代の高校教師
調査期間: 2022年3月2日〜3月7日
回答者数: 466名