JTは、今般のロシア・ウクライナ情勢に鑑み、JTグループのたばこ事業を運営しているJTIは、ロシア市場における全ての新規の投資およびマーケティング活動について⼀時的に停⽌することに加え、本年上期に予定していたHeated Tobacco Productの最新型であるPloom Xの上市を延期すると発表した。
ロシア市場における事業環境は、過去に例がない厳しいものとなっており、今後の事業への影響は多岐にわたるものと想定されるという。
このため、事業環境が⼤幅に改善しない限り、ロシア市場における製造を⼀時的に停⽌する可能性もあるものと考えているとのことだ。
ロシア市場は、JTIにとって最⼤の市場の⼀つであり、継続的な投資を⾏ってきた。JTIはロシアにおいて、4つの⼯場を有するとともに、約4,000名の従業員を雇⽤しているが、現地における従業員の雇⽤は維持していく所存であるという。
JT代表取締役社⻑ 寺畠正道氏 コメント
「眼前に広がるこの悲劇に、我々も⼤きな衝撃を受けております。ウクライナにおいては約1,000名のJTグループの従業員とその家族の安全を最優先として、現在、製造を含むオペレーションは停⽌しております。
そして、困難な状況に直⾯している皆さまに対し、JTグループとして可能な限りのサポートを⾏ってまいります。世界中から⽀援の声が寄せられている中、我々は⼈道⽀援に向けた資⾦拠出を始めとした様々な⽀援を提供することを決定しており、現地のニーズに寄り添った活動を既に始めております。
⼀⽇も早く平和な⽇々が戻ることを切に願っております。」