ソラスト、従業員の定年年齢を60歳から65歳へ引き上げ 4月1日より新定年制度開始

医療事務や介護、保育サービスを提供するソラストは、現在の定年制度を見直し、2022年4月1日より、従業員の定年年齢を現在の60歳から65歳まで引き上げると発表した。

新定年制度により、これからも「自分らしいワークライフバランス」と「生涯キャリア」が実現できる働き方を推進し、あらゆる世代が安心して長く働き続けられる職場づくりに取り組んでいくとのことだ。

ソラストは、定年制度の見直しにより、約18,000人の従業員が65歳までは期間の定めのない無期契約となり、役職や昇格、昇給、賃金、退職金などの処遇ルールに関しても、現在の制度が65歳まで継続するという。

これまで培ってきたさまざまな経験や人脈、高い技能を生かし、同社で長く活躍し続けることを期待しているとしている。

■定年制度の見直し概要

制度開始:
2022年4月1日

対象職種:
医療、介護、保育含むすべての職種

対象者数:
約18,000人

概要:
●定年年齢を65歳に引き上げ
●役職/昇格/昇給/賃金などは、65歳まで継続
●退職金ポイントの付与は、65歳まで継続

なお、現在同社では定年後も「再雇用制度」により、嘱託契約として年齢の上限を定めずに多くの従業員を雇用しているという。

今後も「再雇用制度」は継続し、65歳以降も勤務の希望がある従業員を1年ごとに嘱託社員として雇用し、さらに長く働き続けられる環境を整えていくとしている。

同社はこれからも、年齢や性別、人種など多様な価値観を従業員同士が尊重し合い、「今後もソラストで働き続けたい」と思える会社を目指していくとのことだ。

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