資生堂、パーフェクト社へマイノリティ出資を実施 ビューティー市場のDXを加速

SHISEIDO 

資生堂はPerfect Corp.(以下、パーフェクト社)にマイノリティ出資を行うことを決定したと発表した。

パーフェクト社はAR、AIやSaasのソリューションを提供する業界屈指のビューティーテック企業で、資生堂はパーフェクト社が特別買収目的会社であるProvident Acquisition Corp.とのde-SPACプロセスによって米ナスダック市場に上場する予定のタイミングで少数株を取得するという。

なお、同取引は2022年の当社第3四半期までに完了する予定とのことだ。

資生堂グループは、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」のもと、「デジタル事業モデルへの転換・組織構築」「他社との協業によるイノベーション強化」を主要戦略の重要な要素と位置付けている。

資生堂はこれまで数年にわたり、パーフェクト社の先端技術を利用したバーチャルメイクアップや美容プラットフォームを主要ブランドで展開し、パーフェクト社と信頼とパートナーシップを築き上げてきたとしている。

今回パーフェクト社へマイノリティ出資をすることで、両社の関係性強化にとどまらず、最先端の技術トレンドを学び、新たな領域の協業も検討・加速していくことが可能になるという。

資生堂はデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速させ、利用者に新しいビューティー体験を提供し、ビューティー市場でデジタルのグローバルリーダーとなることを目指していくとのことだ。

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