JR西日本、AIによる自動応対機能を搭載した「みどりの券売機」の実証実験を実施

西日本旅客鉄道は、2023年春に開業予定のうめきた(大阪)地下駅を「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する駅と位置づけ、「『あなた』が笑顔になる駅」をコンセプトに検討を進めている。

今回、うめきた(大阪)地下駅におけるサービス提供の実現に向けた可能性を検討する為、京都駅において、「AI自動応対機能を搭載した、みどりの券売機(以下、みどりの券売機プラスAI(仮称))」の実証実験に取り組むと発表した。

1.実施場所
京都駅西口みどりの窓口内みどりの券売機プラス(1台)

2.実施時期
2022年2月26日~3月10日6:30~21:00(予定)
※今後の開発状況により、必要に応じて別途実証実験を行う場合がある。

3.実施概要

従来の「みどりの券売機プラス」に、AIによる自動応対機能を搭載。画面に投影されるキャラクターとの対話を通じ、音声による操作できっぷの購入が可能となる。
※みどりの券売機プラスAI(仮称)は「鉄道情報システム」が提供するシステム。
※同実証実験は「鉄道情報システム」と共同で実施。

4.実証実験のイメージ

(1)“みどりの券売機プラスAI”設置箇所
京都駅西口、みどりの窓口内のみどりの券売機プラス1台に、AI自動応対機能を搭載。

(2)“みどりの券売機プラスAI”案内イメージ
画面に投影されるキャラクターが利用区間、日時、座席等の希望を聞き、受話器を通して話すことで、要望の内容をAIが理解し、最適なきっぷ購入のアシストを行うとのことだ。

5.その他

・従来の「みどりの券売機プラス」どおり、自身の操作での利用や、コールセンターのオペレーターの案内による利用も可能。
・AI自動応対機能で購入できるきっぷは乗車券・特急券等一部のきっぷとなる。

モバイルバージョンを終了