LINEは、同社が提供する企業・店舗向けLINEアカウント「LINE公式アカウント」および運用型広告配信プラットフォーム「LINE広告」の利用者に対して、それらのアカウント運用に必要な知識やスキルを習得できる総合学習プラットフォーム「LINEキャンパス」をオープンしたことを発表した。
LINEは、企業や店舗が自社のLINEアカウントを開設し、ユーザーに様々な情報を配信できる「LINE公式アカウント」や「LINE」アプリ内の「LINE VOOM」や「LINE NEWS」などで広告配信ができる「LINE広告」など様々な法人向けサービスを提供。
サービス提供以降、「LINE公式アカウント」は国内アクティブアカウント数約33万、「LINE広告」は累計アカウント数約3万5千と年々増加し、大規模企業や中小企業、飲食店などの店舗を含む幅広い業界・業種で活用されているという。
近年、新型コロナウイルス感染症の影響によって企業や店舗が顧客とのコミュニケーションの形が変化する中、顧客とのデジタル接点強化は重要度を増し、「LINE公式アカウント」や「LINE広告」の利用ニーズが高まりをみせている。
しかしアカウント開設をする企業や店舗が年々増加する一方、アカウントを開設しても「どう運用したら良いかわからない」「やりたいことがあるのに実現方法がわからない」といった声が多くあるという。
LINEは、このような利用者の要望に沿うために法人向けサービスに関する知識や運用スキルを学べる学習オンラインプログラム「LINE Green Badge」を大幅リニューアルし、総合学習プラットフォーム「LINEキャンパス」としてのオープンに至ったとのことだ。
■初心者から運用経験豊富な人まで幅広い学習コースを用意、約90を超えるレッスンを全て無料で受講可能
「LINEキャンパス」は、「LINE公式アカウント」の開設や「LINE広告」への出稿を始めたばかりの人、すでにアカウントを開設し運用・出稿を始めていてより深い知識・スキルを身に着けたい人に向けた「学習コース」と、代理店や企業のマーケティング担当者などLINEが認める知識レベルを証明したい方に向けた「資格認定コース」があるという。
その中でもスキルレベルや目的に応じて細分化された全27コース、約90を超えるレッスンから選択し、学ぶことができるとのことだ。
レッスンはオンライン上で行われ、いつでもどこでも自分の好きなタイミングで学習が可能だとしている。
また「LINE公式アカウント」を開設いただいている人ならびに「LINE広告」へ出稿いただいている人、または出稿を検討されている人でも全て無料で受講可能なため、気軽に取り組みながら自身のアカウント運用効果の最大化に繋げることができるという。
「LINEキャンパス」は、ヘルプやマニュアルでは解決できない悩みの解消に役立てることができ、「LINE公式アカウント」や「LINE広告」のアカウント運用における“運用のヒント”が得られるコンテンツの提供を目指すとしている。
LINEは、今後も様々なメニュー提供やプラットフォームの改善を継続的に実現することで、企業とユーザーの双方にとって価値ある情報接点を提供し、コミュニケーションプラットフォームとして多様な活用の可能性を広げていくとのことだ。