コープさっぽろの「宅配システム トドック」、無印良品の商品販売を開始 2022年3月第4週企画より商品約120アイテムを提供

良品計画は、2022年3月第4週企画より、生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)との協業による、無印良品の商品の販売を開始すると発表した。

今回の協業により、同組合が北海道内の組合員向けに展開する「宅配システム トドック(以下、トドック)」を通じて、道内ほぼ全域の「トドック」利用者が無印良品の商品を購入できるようになるとのことだ。

■協業により道内の課題解決に取り組み、道民の暮らしの役に立つことを目指す

今回の協業の目的は、両組織で道内の生活のインフラ基盤を強化することにより、道内のユーザーの暮らしの、一層の役にたつことしている。

コープさっぽろは「無印良品」を取り扱うことで「トドック」ユーザーの満足度向上を図り、同社はトドックの物流網を通じて道内の未出店地域での商品の展開を行う。道民に支持されているコープさっぽろと連携することで、道内を網羅し、商品を届けることができるようになるとのことだ。

同社は、昨年より中期経営計画(2021年9月~2024年8月)において、店舗が地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域課題に対して取り組むことを使命の一つに掲げている。

北海道では、2021年11月、コープさっぽろが開店した「コープさっぽろやまはな店」内に、無印良品として道内初のスーパーマーケット隣接店「無印良品 コープさっぽろやまはな」を新規オープン。

同店は現在、「コープさっぽろやまはな店」と連携し、地域住民にとって、生活の拠点としてお役に立てる店舗を目指しているとのことだ。

■北海道全域の「トドック」ユーザー約42万世帯の人々に、無印良品の商品をお届け

「トドック」は、コープさっぽろが2006年10月より、北海道全域の組合員を対象に展開している宅配サービス。「トドック」では食品から日用品・衣料・雑貨まで約2万2000アイテムを取り扱っており、約43万世帯(2022年2月現在)が利用しているという。

今回の協業により、「トドック」を利用するコープさっぽろの組合員であれば、無印良品の店舗がない道内地域に住んでいる人でも、トドックのカタログやトドックアプリ・サイトから無印良品の商品を選び、購入できるようになるとしている。

■3月第4週企画より、生活の基本となる約120アイテムを販売予定、今後ラインアップをさらに拡大

取り扱い商品は、全国でも人気の食品、スキンケア用品、靴下、タオル類、調理小物など、生活の基本となる約120アイテムを予定。今後、ラインアップをさらに拡大していくとのことだ。

<主な取り扱い予定商品(2022年3月第4週時点)>

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