銀座ルノアールは、2022年2月22日開催の取締役会において、フランチャイズ契約を締結することを決議したと発表した。

1.フランチャイズ契約の締結の趣旨

銀座ルノアールは、創業以来関東地区を中心に、心豊かになれるくつろぎと憩いの場をより多くの人に提供することを企業理念として喫茶事業を展開していくと発表した。

また、コロナ禍に伴う生活習慣様式の変容への対応および同社グループが長年提供してきたコーヒーとの親和性が高いベーカリー事業を昨年から展開してきたが、景気変動等の業績に大きな影響を及ぼすリスクの軽減化、収益の増大化による財務基盤の安定化を図るため、新規事業等への参入等、さらなる事業の多角化を検討していたという。

このような状況の中、シャトレーゼ(代表取締役社長古屋勇治)との間で「シャトレーゼ」のフランチャズ契約を締結することを決議。

2.フランチャイズ契約の概要

同社は、シャトレーゼが運営する「シャトレーゼ」のフランチャイジーとしてFC店舗の出店および運営等を行うという。

シャトレーゼは、山梨県において1954年に創業したお菓子の製造・販売会社となる。原材料を契約牧場・契約農場から直接仕入れ、国内の自社工場で製造、全国の店舗へダイレクトに配送するというシステムにより、安全・安心なお菓子づくりをめざしている。

また素材本来のおいしさを届けるために、添加物を極力使用しない製法へのこだわりは、日本全国はもちろんのこと海外の人にも高く評価されているとのことだ。

3.事業の開始時期

加盟店基本契約締結 2022年3月(予定)
店舗開店日     2022年6月(予定)

4.フランチャイズ契約締結先の概要

5.今後の見通し

同件による、2022年3月期の業績への影響は軽微であるとしている。