資生堂は、独自のアルゴリズムを活用したDNA検査法で、シワのできやすさ、できにくさなど、個人が生まれ持った肌の特徴に基づいて最適なケアを提案するサービス「Beauty DNA Program(ビューティー・ディーエヌエー・プログラム)」を開発したことを発表した。

なお同サービスは、2022年3月下旬から募集する150周年記念モニター体験よりテスト展開をスタートするとのことだ。

DNA検査サービス「Beauty DNA Program」

「Beauty DNA Program」は、AI技術を用いDNAから生まれ持った肌の特徴を明らかにするテクノロジーと、デジタルに特化したビューティーコンサルタント(以下BC)が、検査結果に応じて最適なケア方法をオンラインで提案するサービス。

テクノロジーと人を融合させた最新のパーソナライゼーションサービスを通じ、一人ひとりの美をサポートしていくとしている。

資生堂は、コロナ禍、そしてテクノロジーの進化を経て変化・多様化する利用者のニーズに合わせ、デジタルを活用し利用者に「テーラーメイド エクスペリエンス(一人ひとりのニーズに合った美容体験)」を、いつでも・どこでも・欲しい時に、スムーズに提供することを目指しているという。

資生堂は今後も、利用者のニーズに対応しながら、様々な価値の提供を行っていくとのことだ。

サービス概要

(1)DNA検査
自宅に郵送される専用キットで唾液を採取しDNA検査を実施。検査項目は、「シワやシミのできやすさ/できにくさ」といった個人が生まれ持った肌のタイプを明らかにする「肌体質」、肌老化に関する項目をみる「肌レジリエンス力」、健やかな肌のための「ビタミン調整力」の3つのカテゴリ、合計27項目となる。

検査結果から生まれ持った肌の特徴を総合的に理解することができるとしている。

(2)パーソナルセッション
デジタルに特化したBCによる、オンラインセッションを行い、利用者のDNA検査結果を説明、利用者の「なりたい肌」へ導くケア方法を提案。また、今後の手入れや商品選択の参考となるよう、セッションで紹介したケア方法をレポート形式にまとめた「美肌プラン」を提供。

(3)パーソナルサポート
DNA検査結果をもとに、季節に合わせた美容アドバイスをメールで送付するなど、利用者のなりたい肌の実現に向けて、継続的でパーソナルなサポートを実施。