ユーザベースグループのニューズピックス(以下、NewsPicks)は、3月8日の「国際女性デー」を記念し、ジェンダーにまつわる議論やアクションを喚起するための特別プロジェクト「#TalkforWE」を2月21日より実施すると発表した。

ソーシャル経済メディア「NewsPicks」が提供する記事、番組、イベント、NewsPicksに集まる多様なユーザーによるコメントを通じて、ジェンダーを問わず誰もが生きやすく、働きやすい社会への変化を促していくとのことだ。

実施背景

組織におけるダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)は、多様な視点がイノベーションを促進するとともに、多様なリスクへの認知力を向上させる観点から、ガバナンスにおいても重要視されているという。

経団連(一般社団法人日本経済団体連合会)は、ポストコロナ時代を見据えた「新成長戦略」として、「2030年までに役員に占める女性比率を30%以上にする」ことを具体的な目標に掲げている。

これまでも経済成長の観点から、ダイバーシティの重要性と実践方法について様々な議論が展開されてきた。一方、2021年7月時点で上場企業の役員に占める女性比率は7.5%にとどまり、目標達成までにはまだ大きな乖離があるとのことだ。

そこで、2022年時点でのジェンダー平等に関する日本の現在地を把握するとともに、ロールモデルの存在や先進企業の取り組みを伝えることで、個人のエンパワーメントや企業の成長に役立てほしいと考え、同企画を展開するに至ったとしている。

キャンペーン概要

同企画では「#TalkforWE」というハッシュタグのもと、「Facts & Numbers」「Leadership」「Awareness」「Innovation」の4つのテーマを設定。ファクト情報をもとに、女性リーダーの育成、新たな選択肢につながる知識とイノベーション実現に必要な経済情報を発信。

約2か月間にわたるコンテンツ配信を通じ、多様な議論やアクションの喚起を目指すとしている。