保護猫支援できる「neco-note」2月22日スタート 投げ銭や課金など「推し活」で保護猫および保護猫団体を経済的にサポート

保護猫団体と協業し、企業や自治体の社会貢献をサポートするneconote(以下、ネコノテ)は、2022年2月22日の「猫の日」に、投げ銭や課金など「推し活」で保護猫および保護猫団体を経済的にサポートできるWebサービス「neco-note(以下、ネコノート)」をリリースすると発表した。

リリース記念に伴い、2022年3月8日までの登録者限定で980円のプランを初月無料とし、さらに登録者1名あたり222円を保護猫団体に寄付するとのことだ。

■ネコノート サービス概要

ネコノートは、保護猫団体が登録した保護猫の中から、ユーザーが任意の猫を選び、月額会員(以下、バディ)となることで、選んだ猫のライブチャットなど、限定コンテンツを楽しむことができるWebサービス。

追加課金で猫を複数登録したり、ライブチャットで使用できる「おやつ券」の購入も可能。

月額会員の会費や追加課金で発生した売り上げのうち、サービス運営費等を除いた50%は、その猫の所属する保護猫団体の収益となる。アイドルのライブ配信を「推し活」するようなイメージで、保護猫を支援できるとしている。

保護猫をバディが「推せる」のは、その猫に新しい家族が見つかるまでの間で、アイドルの卒業を祝うように、家族を見つけた保護猫も、祝われてネコノートを卒業していくとのことだ。

Webサイト内では、上記のサービスのほか、ボランティアのマッチング機能やバディである月額会員の活動履歴の可視化機能を提供。これらの機能により、保護猫団体のボランティア不足解消や、バディが保護猫を迎える際のスムーズなやりとりが可能になるという。

■キャンペーン概要
2022年2月22日は「2」が並ぶことから、「今世紀最大の猫の日」と呼ばれている。その日にサービスをリリースすることを祝し、ネコノートでは初月無料キャンペーン&寄付キャンペーンを実施するとのことだ。
・期間:2022年2月22日〜2022年3月8日
・内容:
保護猫1頭の「推し猫」登録ができる980円のプラン(ミニプラン)が初月無料(2か月目からは所定の月額費用が発生)
ミニプランに限らず、上記期間の間に会員登録が行われたユーザー数×222円を、ネコノテが保護猫団体に寄付

■ネコノート 誕生の背景

現在、保護猫団体の運営は大部分が寄付によってまかなわれているが、ひと月あたり数十万もの医療費や餌代がかかる中、寄付だけでは安定した運営が難しいのが実情。

また、犬や猫の殺処分は減少傾向にあるものの、いまだに年間約2万頭もの猫が殺処分されている悲しい現状があるとのことだ。

一方で、保護猫の受け入れを行いたくとも、生活環境や家族環境、アレルギーなどのさまざまな事情で、それが叶わない人がいるという。また、「保護猫団体がどのような支援を求めているかがわからない」という声も聞かれる。

ネコノテは、これまでも保護猫譲渡会の企画運営など、保護猫の命を助けるための事業を複数行ってきた。代表である黛(まゆずみ)は自ら保護猫シェルターに住みながら事業活動を行っているという。

その中で生まれた、「さまざまなかたちの支援を保護猫団体に届けたい」「保護猫団体が持続可能かつ自立した運営を行うサポートをしたい」というアイデアをもとに、Webサービス「neco-note(ネコノート)」を形に。

ネコノートを活用することで、支援者は猫を家族へ迎えたり直接触れたりしなくとも、保護猫を経済的に支援できる。保護猫団体は、保護猫に対する月額会費を事業収入として得ることで、安定した運営をめざせるとのことだ。

2022年1月にネコノートの開発のためにクラウドファンディングを実施したところ、1週間あまりで目標金額の100万円を達成。

保護猫団体がより多くの猫を保護し、新しい家族探しのための活動を行えるようになることで、猫の殺処分数は減らせると思われるという。

ネコノテは、1頭でも多くの尊い命を救うために、ネコノートの利用者、および連携保護猫団体の拡大をめざすとしている。

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