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NTTドコモ(以下、ドコモ)、Relic、ハウスカは、地域で生活する人々のさまざまな興味や関心(“小ネタ”)をマップ(位置情報)と画像で共有する、まちの“小ネタ”共有アプリ「Loupe(ルーペ)™」を共同で企画・開発しました。
同サービスは、2021年10月から東京都限定で先行サービスとして提供していたが、2022年2月18日から、神奈川県、埼玉県、千葉県の3県へも対象地域を拡大し、1都3県で本格展開を開始。
同サービスは、ドコモが運営する新規事業創出プログラム「39works®」で、新たに導入した外部有識者との共創スキームにより立ち上げる新規事業の第1弾として3社が企画・開発したサービス。
1.「39works」への外部有識者との共創スキームの導入
ドコモが運営する新規事業創出プログラムである「39works」では、2014年から社外のパートナーと共同で、数多くの新規事業を立ち上げており、2020年に複合現実製作所を、2021年にe-Craftを設立。
今回導入した同スキームは、オープンイノベーションの手法を活用しており、新規事業の立ち上げや事業の拡大に高い知見を持った有識者が、ドコモ社員や他のパートナー企業のメンバーと一体となって事業創造をめざすスキーム。
「39works」では、同スキームを導入することで、これまでの新規事業創出の手法に加え、外部の事業経験者の持つ知見を積極的に取り入れ、事業成功の確率の向上をめざすという。
第1弾となる「Loupe」では、DeNAやベータカタリスト、メドピアにて、新規事業の創出や経営再建、および事業の再生を手掛けてきた林光洋氏(ハウスカ代表取締役社長兼、ベータカタリスト取締役COO)を迎え、社会的にインパクトのある事業への成長をめざしているとのことだ。
2.「Loupe」について
「Loupe」は、コロナ禍によりテレワークなどが進み、生活者の行動圏が変わるなかで、生活する地域でのQoL(Quality of Life)の向上をめざし、人々のさまざまな興味や関心を、アプリ上のマップ(位置情報)と画像で共有する新たなコンセプトのソーシャルサービス。
これまでの地図情報サービスや地域情報共有サービスと異なり、居住地域や職場のあるエリアなど、「あなたのまち」での日常生活のなかで発見した“小ネタ”や地元の店舗情報などが投稿されるため、同じ地域で生活する人々が気軽に地域の魅力を再発見することができるとのことだ。
同サービスは、大企業やスタートアップ企業におけるイノベーション創出や事業創造を支援し、豊富な事業共創の実績を持つRelicが、サービスの提供および運営を行っている。
2021年10月から東京都限定で先行サービスとして提供を開始した同サービスは、一般の利用者の投稿に加え、「Loupeマスター」として登録しているさまざまな専門家やクラウドワーカーにも“小ネタ”の収集と投稿を依頼することで、都内の新たな“小ネタ”情報を蓄積し、東京都のあらゆる魅力が発見されているという。
3.「39works」における今後の取り組み
今後もドコモは、同スキームをはじめとした新たなオープンイノベーションの手法の導入など、新規事業創出に関する先進的な取組みやパートナーとの協創を推進し、一人ひとりが輝き、寄り添いながら、あらゆる可能性が広がっていく社会“Wellbeing Society”をめざしていくとのことだ。
まちの“小ネタ”共有アプリ「Loupe(ルーペ)」のサービス概要
1.主な機能
①「まちの魅力」発見
アプリ上では、マップ形式とリスト形式で、投稿されたさまざまなカテゴリのスポットの情報を閲覧できる。投稿には「いいね」「コメント」などのリアクションや、気になった投稿は「ブックマーク」することもできる。
カテゴリには、2022年2月18日現在、「発見!」「食べる」「利用する」「買う」「遊ぶ」「名所」「景色」「イベント」の8カテゴリがある。
②マップを活用した散策
Googleマップとの連携機能が搭載されており、気になったスポットにはナビゲーションを活用して散策をすることができる。
③まちのオススメ投稿
日常生活のなかで発見した“小ネタ”や、地元に住んでいる自分だけが知っている情報などを、カテゴリを選んで共有することができる。
2.利用料金
無料
※アプリダウンロードおよびサービスのご利用には、別途パケット通信料がかかる。
※今回追加された、新たな対象地域における利用には、アプリのバージョンアップが必要となる。
3.対応OS
iOS 13.0以降
4.サービスイメージ
投稿されているスポット情報の例(地域におけるさまざまなカテゴリの情報が投稿される。)