ドルチェ&ガッバーナが、新会社「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(Dolce&Gabbana Beauty)」の設立を発表した。

同ブランドの傘下に入り、ブランドの香水およびメイクアップ製品の製造、販売、流通の直営管理を行うという。

新会社は、アルフォンソ・ドルチェ(Alfonso Dolce)氏を社長兼CEO、およびジャンルーカ・トニオロ(Gianluca Toniolo)氏をオペレーティングCEOとし、ミラノに拠点を置く。

この動きは、ドルチェ&ガッバーナが旧ライセンシーとのライセンス契約を2021年12月31日付けで終了し、2022年中にビジネスモデルを移行することを受けたもの。

ドルチェ&ガッバーナは、1992年にブランド初となるフレグランスを発表して以来、業界で最も著名な調香師の多くとともに100種類以上のフレグランスを生み出してきたという。

メイクアップ製品では、包括的なポートフォリオの構築にも成功。そして業界参入から30年を経て、さらなる進化を遂げるため、ビューティ事業を自社で行うという決断を下したとのことだ。

ドルチェ&ガッバーナのCEO、アルフォンソ・ドルチェ氏は、以下の通り述べている。

ドルチェ&ガッバーナ ビューティの設立は、当グループのアセット、スキル、責任を継続的に発展させるための重要なステップ。ビューティ事業をドルチェ&ガッバーナの事業の一部とし、ファッションと美容が融合する新たな統一言語の中で、ブランド体験を進化させることができる。

また、ドルチェ&ガッバーナ ビューティのオペレーティングCEO、ジャンルーカ・トニオロ氏は、以下の通りコメント。

ドルチェ&ガッバーナ ビューティは、世界中の美容愛好家にユニークな体験を提供するために生まれた。ミラノの新本社では、才能ある若者たちの国際的なチームが、優れた生産・販売パートナーのサポートを得て、ドルチェ&ガッバーナのビューティビジョンである「永遠(eternal)」「官能(instinctive)」「喜び(joyful)」を表現していく。