Diarkisは、2022年2月16日、「Web3.0カオスマップ」を作成し、自社サイト上に公開した。

「次世代インターネット」と呼ばれる Web3.0 は、インターネットの世界にブロックチェーン技術を応用することにより、Web2.0 の課題を解決しようとするもの。

Web2.0の時代には、FacebookなどのSNSが登場し、誰もが情報の発信者になることができるようになり、多くの人と双方向のコミュニケーションができる便利さの反面、サービスを提供する特定企業に、閲覧履歴や行動履歴などの情報が集中してしまうことになったという。

特定企業に個人情報が握られることによるプライバシーの問題やセキュリティのリスクを、ブロックチェーン技術などを用いて解決すると言われているのが Web3.0。

Web3.0は発展途上の技術だが、インターネットのセキュリティレベルの向上やアクセス制限のないサービス利用、そして、個人情報や行動履歴を自己管理できるなど様々なメリットをもたらすため、今後、大きく成長し活用が拡がるとのことだ。

Diarkisでは、 Web3.0 のプレイヤーや最新状況を一目で知るためのツールとして、「Web3.0 カオスマップ」を作成し、公開。

「Web3.0 カオスマップ」は、Web3.0に関連する事業会社315社を対象としたインターネット調査を行い、その分析を元に作成したという。

「Web3.0カオスマップ」は、各社が提供するWeb3.0に関連する製品やツールを、「コンテンツ」、「ブロックチェーンテクノロジー」、「知的財産管理ツール」の3つのカテゴリに分類。

2022年2月の最新状況を踏まえた「Web3.0カオスマップ」により、Web3.0に関連する最新の製品やテクノロジー、また、主要プレイヤーの状況を把握することが可能としている。