ブシロードは、2022年4月1日付で、スポーツ&ヘルスケア本部を設立することを発表した。
また、100%連結子会社であるソプラティコの社名を「ブシロードウェルビー」に、本社を北海道小樽市から東京都中野区へ変更するとのことだ。
ブシロードグループは、IPを軸としてアニメ、ゲーム、音楽、イベント、MDなど様々な事業展開を行うIPディベロッパー戦略を推進。
グループ会社の新日本プロレスリングおよびブシロードファイトではプロレス事業を展開しており、それぞれ「新日本プロレス」、「スターダム」のブランド名で国内外において幅広い年齢層のファンを獲得しているという。
また、ソプラティコは北海道を中心に各地でフィットネスクラブ事業を展開し、地域の利用者の健康増進をサポート。
これまでも、ソプラティコが運営する一部フィットネスクラブの店舗において、新日本プロレスおよびスターダムのグッズの取扱いなどスポットでの協業を実施していたが、今後はより各社の持つリソースやノウハウを生かした事業展開を推進していくとのことだ。
そのため、2022年4月1日付で新日本プロレスリング、ブシロードファイトおよびブシロードウェルビーの3社が属するスポーツ&ヘルスケア本部を設立し、ヘルスケア事業への本格進出に至ったとしている。
また、ブシロードグループとしての一体感を高めるため、ソプラティコの社名および本社所在地をブシロードウェルビーおよび東京都中野区へとそれぞれ変更。
なお、スポーツ&ヘルスケア本部の本部長には、新日本プロレスリング代表取締役社長の大張高己が就任するとのことだ。
本部新設、子会社の社名変更および本社移転により、スポーツ&ヘルスケア事業そのものの拡大と、ブシロードグループ全体におけるシナジーの最大化によって、より一層の企業価値向上を図っていくという。
なお、スポーツ&ヘルスケア本部は今後、新日本プロレス及びスターダムの所属レスラーをモチーフとした健康食品やサプリメント、健康器具の販売やアンチエイジングにまつわるサービスの提供を予定。
従来から提供しているフィットネスサービスに加え、世代を超えたすべての人の心身の健康を応援するために、子供から高齢者まで生活習慣病予防や体力向上をサポートする新サービスの開発に取組んでいくとのことだ。