Amazonは、「Echo Buds(第2世代)」の日本での販売開始を発表した。

Echo Budsは、コンパクトなデザイン、明瞭でバランスのとれたサウンドを実現する高性能なドライバー、Amazonが独自でカスタム設計したアクティブノイズキャンセリング技術、ワイヤレス充電機能、良質な通話音声を提供するマイク、ハンズフリーでAlexaを利用できることなどを特長とするワイヤレスイヤホン。

Echo Budsは、ブラックとグレーシャーホワイトの2色展開で、価格はUSB-C充電ケース付きで12,980円(税込)、ワイヤレス充電対応ケース付きで14,980円(税込)となり、Amazon.co.jpで予約販売を開始。

Amazon Alexa担当シニア・バイス・プレジデントのトム・テイラー(Tom Taylor)は、次のように述べている。

Echo Budsは、コンパクトで軽いデザイン、耳にジャストフィットする快適なフィット感、アクティブノイズキャンセリング技術、ワイヤレス充電、ダイナミックなオーディオを提供するための高性能なドライバーなど、さまざまな優れた機能を備えています。在宅時や、散歩の時間、もしくは通勤時でも、音楽の再生や、大切な人との通話、やることリストやスケジュールのアップデートなど、手軽に話しかけて、Alexaを利用できるようになります。

長時間快適に過ごせる、カスタマイズ可能なフィット感

Echo Budsは、IPX4等級の耐汗仕様で水しぶきや汗、小雨にも耐え、長時間装着していても快適なデザインになっているとのことだ。

また、ショートノズルと耳孔内の圧力を軽減するベントにより、耳の中で自然にぴったりとフィットし、日中の長時間の使用にも適しているという。付属する4サイズのイヤーチップと2種類のウィングチップにより、ユーザーの耳にジャストフィットするように調整することも可能であるとのことだ。

Alexaアプリでセットアップする際に、イヤーチップのフィットテストを行えば、左右の耳それぞれに適切なウィングチップとイヤーチップを確認することができる。

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した、ダイナミックなオーディオ体験

高性能なドライバーを搭載したEcho Budsは、幅広いダイナミックな音域を備え、明瞭でバランスのとれたサウンドで、ジャンルを問わずあらゆる音楽を楽しめる。

スピーカーは、低音と高音の精度を高めるように最適化されており、音楽や音声再生中の歪みを低減し、明瞭にメロディや言葉を聞きとることができるとのことだ。

Echo Budsは、Amazonが独自にカスタム設計したアクティブノイズキャンセリング技術を搭載し、自宅で静かに過ごしたい時にも最適であるという。アクティブノイズキャンセリング機能は、内部と外部マイクを使用して、周囲の音に合わせて鼓膜内の音圧を推定し、逆の音声信号を生成して不要なバックグラウンドノイズを抑制し、音楽への没入感を高める。

アクティブノイズキャンセリング機能は、イヤホンを長押しするか、Alexaアプリのデバイス設定で有効にする、または「アレクサ、ノイズキャンセリングをオンにして」と話しかけることで利用することができるとのことだ。

また、移動中などはアンビエントサウンド機能を使えば、外部の環境音が聞こえ周囲の状況把握に役立つという。

アンビエントサウンドは、イヤホンを長押しするか、Alexaアプリのデバイス設定で有効にして利用でき、同アプリ上で聞こえる周囲の音量を簡単に調整することもできる。アクティブノイズキャンセリングとアンビエントサウンドの2つの機能は、タップ操作で簡単に切り替えることができる。

Alexaで様々なコンテンツへ手軽にアクセス

Echo Budsは、Alexaに話しかけて、エンターテイメントやニュースなどの情報コンテンツに手軽にアクセスできる。

Amazon MusicやApple Music、Spotifyなどでお気に入りのアーティストや楽曲を見つけることができ、散歩中に「アレクサ、リラックスできる曲を15分間再生して」と話しかけて、Alexaに一定時間音楽を再生するようにリクエストすることも。

また、外出先でEcho Budsで聞いていた楽曲の続きを、「アレクサ、続きをかけて」と話しかけて、自宅のEchoデバイスで再生したり、自宅のEchoデバイスで聞いていた楽曲の続きを外出先でEcho Budsで聞くこともできる。

なおEchoシリーズに対応するAlexaスキルの数は、日本で4,000を超えたという(2022年2月時点)。

Echo BudsでAlexaスキルを利用すれば、通勤途中に「アレクサ、ながら日経を開いて」と話しかけて、日本経済新聞の配信するコンテンツを音声で聴くこともでき、その他、お気に入りの本をAudibleで聴いたり、様々なコンテンツにハンズフリーでアクセスすることが可能であるとのことだ。

自宅でも外出先でも、様々なタスクをより簡単に

Echo Budsを使って、自宅や外出先などで、様々なタスクをAlexaでこなすことができる。例えば、Alexaに話しかけるだけで、1時間ごとに数分間のストレッチをするリマインドを設定したり、カレンダーをチェックしたり、日用品を買い物リストに追加したり、「アレクサ、ナオキに電話をかけて」と話しかけるだけで友だちに連絡をしたりすることができる。

イヤホンに搭載されているマイクは、通話時もユーザーの声を聞き取りやすいように設計されているとのことだ。

Echo Budsをどこかに置き忘れた場合は、Alexaアプリのデバイス設定上で「デバイスを探す」ボタンを押すだけで、Echo Budsがスマートフォンから発せられるBluetoothの範囲内にあると、イヤホンのチャイム音を鳴らすという。

パワフルな充電機能で長時間稼働が可能

Echo Budsは、1回の充電で最大5時間の音楽再生ができるほか、充電用ケースで繰り返し充電を行えば、最大15時間の音楽再生が可能に。また、急いでいるときには、15分間の充電をするだけで最大2時間の音楽再生が可能になるという。

またEcho Budsを装着しているときに、「アレクサ、バッテリーの残量は?」と話しかけるだけで、左右のイヤホンのバッテリー残量を確認することができる。Echo Budsを入れた状態でケースを開くと、各イヤホンの前面にあるLEDライトにバッテリー状況が表示されるとのことだ。

Echo Budsは、USB-Cケーブルで充電できる。なお、ワイヤレス充電ケース付きモデルのEcho Budsは別売りのAmazon Echo Buds用 PowerWave 5Wワイヤレス充電パッド(Made for Amazon認定取得)などのQi規格に対応するワイヤレス充電器でも、充電できる。

Echo Budsは、お客様のスマートフォンのAlexaアプリからAlexaに接続し、ユーザーが契約されているスマートフォンのデータプランを使って音楽や通話などの機能にアクセスするとのことだ。

Alexaアプリや事前に設定したタップ方法を通じてマイクをミュートにできる機能など、Echo Budsは何重ものプライバシー保護対策を用いて設計されている。なおEcho BudsはSiriやGoogleアシスタントの起動もサポート。

購入方法と出荷開始時期

Echo Budsは、ブラックとグレーシャーホワイトの2色展開で、価格はUSB-C充電ケース付きで12,980円(税込)、ワイヤレス充電用ケース付きで14,980円(税込)。Amazon.co.jpで、2月16日から予約受付を開始し、2月24日より出荷開始を予定。

なおEcho Budsの新製品発表を記念し、期間限定のプロモーションも開始。予約販売期間中(2月16日より2月23日午後23時59分までの期間)に注文すると、USB-C充電ケース付きを2,500円引きの10,480円(税込)で、ワイヤレス充電ケース付きを3,500円引きの11,480円(税込)で購入できるという。

なおEcho Budsは、今後、一部の家電量販店でも購入できるようになる予定であるとのことだ。