凸版印刷、TMF開催「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」へ参画 メタバース上でのランニングイベントを開催

東京マラソンバーチャルEXPO 2021

凸版印刷は、一般財団法人東京マラソン財団(以下、TMF)TMFが開催する、ニューノーマル時代に対応した新しいランニングショー「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」へ企画運営として参画することを発表した。

凸版印刷とTMFは、2021年10月にオフィシャルパートナー契約を締結。今回、TMFと連携してランニングスポーツの普及を通じた人々の健康増進と豊かな都市づくり活動を推進していくとのことだ。

「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」会場全体

従来は「東京マラソンEXPO」として、リアル会場でのみイベントを定期開催していたが、今回はコロナ禍でも世界中の人が楽しめるイベントとして、初めてメタバース上でもイベントを開催。

「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」は、メタバース上に東京マラソンスタートエリアを構築し、参加者はオリジナルのアバターを介して仮想空間上に構築された会場内を、自由に歩き回ることができるとしている。

会場では、「Running Lifestyle」をテーマに、ニューノーマル時代に対応したランニングを通じた様々なライフスタイルを紹介予定だという。

また、同EXPOは仮想空間上に構築されているため、時間/空間/身体的な制約を超え、あらゆる人が世界中から参加することが可能とのことだ。

■「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」の特長

(1)コース下見&疑似マラソン体験ができる「ミニチュアマラソンコース」
実際の東京マラソンのコース周辺を3Dモデル化し、スタートの都庁前からフィニッシュの東京駅前・行幸通りまでのコース全体やコース上にある給水・給食ポイントなど、実際のコースを再現し。アバターを介してコースの下見や疑似マラソン体験が楽しめるという。

【左】ミニチュアマラソンコース【右】疑似マラソンの様子

(2)大会会長しかできないスタート合図を模した「号砲体験
都庁前にあるスタート台で、アバターのエモート機能によってスターター体験が可能。通常は大会会長が行う「号砲の合図」を自分のアバターで体験できるという。

更に、スタートの合図に合わせて紙吹雪が舞い、ランナー姿のアバターが走り出すなど、実際のマラソンスタートの演出と同じような体験を通して、マラソン大会を盛り上げるとのことだ。

アバターの「号砲合図」エモート

(3)パートナー企業による出展ブース
パートナー企業によるバーチャルブースを出展。メタバース上での出展により、参加者は時間や場所の制約にとらわれずにパートナー企業のブースへ訪れて、各企業によるランニング/ライフスタイルの提案に繋がるアイテムやサービスの紹介を受けることができるとしている。

(4)スタンプラリーによる特別なノベルティ
会期中、「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」でしか体験できないスタンプラリーを開催。会場に設置された8つのパートナー企業ブースで配布されるスタンプをすべて集めると、「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」限定のアバター用着せ替えアイテム(デジタルウェア)の入手が可能に。

「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」限定のアバター用着せ替えアイテム

凸版印刷は、今後もマラソンを始め、スポーツを通じた人々の健康増進と豊かなまちづくりを推進していくと同時に、現実空間とメタバースのシームレスな連携による新しいコミュニケーションの場の提供を通じ、誰もが参加しやすく安全・安心で持続可能な社会の実現を目指すとのことだ。

■「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」開催概要

イベント名:「東京マラソンバーチャルEXPO 2021」
提供方法:
●スマートフォン仮想都市空間サービス「REV WORLDS」アプリ
●体験版としてブラウザから接続可能な環境も提供
(どちらも、入場にはスマートフォンが必要となる)
開催期間:2022年2月18日~3月7日
参加方法:東京マラソン公式ウェブサイト参照

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